大久保農耕地の秋
このシーズン、毎年行くのが埼玉県の大久保農耕地です。今日の天気に誘われて、出かけました。到着すると、風が強いのと隣の運動公園での歓声が大きいので録音は断念。ウォッチングモードに切り替えます。今日は、めぼしい鳥が出ていないせいかバードウォッチャーも野鳥カメラマンもいません。稲刈りも終わっていますので、広い農耕地が貸し切り状態、ゆっくりと秋のバードウォッチングを楽しめました。
この間の台風のせいか、水の溜まった田んぼが多く、農道を歩くとそこからタシギがよく飛び立ちます。タシギが「ジェッ」と言って飛び立つたびに申し訳ない気持ちになりました。濡れた田んぼにはダイサギとチュウサギもいて、さかんに獲物を探しています。
この季節はなんといってもモズの高鳴き。あちこちで聞くことができました。これをヒガンバナの咲いた土手の上から聞くのが、大久保農耕地の秋の楽しみです。ヒガンバナは、逆に水が多いせいか、去年に比べると群落が少ないし小さくなっていました。モズは、例年どおり、あちこちで高鳴きをしてくれました。まずは、今年いちばんの秋の日を堪能できました。
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