ジャパンバードフェスティバル最終日
おかげさまで昨日のジャパンバードフェスティバルで行われた江戸家猫八師匠とのトークショーは、無事に終了いたしました。開始10分ほど前には、座席はパラパラと埋まっている程度。これは、やばいと心配と思っていましたが始まる頃には満席となりほっと安心、始まってしまえば猫八師匠と私は大全開、出演している私が楽しいのですから皆さんもお楽しみいただいたことと思います。内容は、今までになく準備を重ねただけで深い内容となり、野鳥の声の研究課題をいくつかいただきました。いずれにしても、他にもたくさんあるイベントのなかで、わざわざお出でいただいた方々にお礼申し上げます。
イベント全体には、いろいろ思うことがあります。去年も指摘したことですが、マンネリ化は否めません。マンネリでも参加者が多く、満足されているのならば良いと思います。しかし、人のいないイベント。たとえば野外ステージで行われているショーの一部は寂しい限り、この出演者は去年もやっていたと思いますが、また来年もやるのでしょうか。
去年も指摘したことです。去年は、モモアカノスリを持って練り歩く親子、キバタンを肩に乗せたオバさんがいました。今年は、ミナミワシミミズクを持って練り歩く男性がいました。当然のことながら、人目を引き人だかりができていました。かなり得意顔で歩き、高く掲げるパフォーマンスも。要するに人に見せたいようで、このイベントへの来訪です。
野生動物を見世物にするのには抵抗感があります。まして、個体数の少ない猛禽類を生態系から隔離して個人が所有するのは罪み深いことです。外国産、さらには人工繁殖されられたものかも知れません。しかし、自然を守り鳥との共生をはかるというイベントの主旨からは大きく離れる行為です。地道に里山を守る運動などをしているNPOの活動や展示をある意味、冒涜していると思うのですかいかがでしょうか。また、これを注意しない実行委員会には疑問を感じました。
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