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2011年10月11日 (火)

スズメバチは悪者か?

 今年の六義園では、スズメバチ類の数は少なめです。いつもならば、ベンチに座っていると目の前を飛んで行き、緊張させられます。おもしろいのはハチの数は少ないのに巣が見つかっています。私は、今まで六義園でスズメバチの巣を見つけたことはありません。職員の方はありますが、スズメバチはいても巣を見つけことは希です。それが、今年は私が1つ、仲間のB場さんが1つ見つけました。種類は、わかりませんが小玉スイカくらいの大きさの巣が木の枝に付いています。今のところ、ハチの数も少ないので被害もないだろうと、ようすを見ています。
Susumebatinosu_2

 ところで、このところの夕方のニュース番組では、かならずと言って良いほどスズメバチ駆除が取り上げられています。いずれも、駆除業者などが勇敢にもスズメバチの巣を落とすという話題です。スズメバチが攻撃を仕掛けてくるエキサイティングな映像が売りです。
 こうした生き物の一面だけをとらえ、恐怖心だけを植え付けようとする番組作りは疑問です。一方で本日の荒川のアザラシの話題については”可愛い”だけの一面しか伝えていません。北海道では、ゴマフアザラシは漁民の敵です。マスコミの好みで、生き物が選別されてしまって良いのでしょうか。
 いずれにしても、駆除によりスズメバチの数がどのように変化しているのか、駆除の効果があるのかの検証はありません。中には行政が税金を使ってやっているのもあるのですから効果がなければ税金のムダ使いです。スズメバチにより死者がでていることは事実なのですから、やるのならば科学的に取り組むべきでしょう。
 もうひとつ気になるのは、肉食で生態系の頂点に立つスズメバチを駆除して減ってしまったら、何かが増えることはないかという危惧です。日本の自然からオオカミがいなくなってシカが増えたように、夏の昆虫界で思わぬ影響がでないか心配します。いずれにしても、生態系のバランスがくずれてしまうことは間違いないと思いますが、そのような指摘をする番組は今まで見たことがありませんね。

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コメント

家の庭に向かった吐き出し窓の上の、ベランダの裏側にスズメバチの巣がありました。9月の末に気づきました。アシナガバチの巣はこのあたりでもよく見かけましたが、スズメバチは初めてです。窓から外を見ていればハチが飛び交うのでもっと早く見つけていたと思うのですが、暑かったのでいつもシャッターを半分以上閉めていたのでひと夏中気づかなかったのですね。それでも毎日洗濯物を干しに出入りしていたのに被害がなかったのはおとなしいタイプ(そんなのあるのか?カラスでもあるまいし・・・)だったのでしょうか?
軒先のスズメバチの巣を楽しむのはさすがにちょっと危険だと思い区に頼んで取ってもらいました。「2,3日は諦め切れずにうろうろしますから気を付けてください。5日もすればいなくなりますよ」と言われたのですが5匹位がずっと通ってきていてまた小さな巣ができ始めています。どうするかなぁ。

まつ様
 実はちょうど1ヶ月ほど前に、イカリモンガを見た公園で、キイロスズメバチに刺されました。葦が生い茂っている木道を歩いていると、ブーンと低い音が周りから聞こえてきて、腕に激痛が走りました。すぐに木道を引き返し、それ以上刺されることはありませんでした。小学生の息子もいっしょにいましたが無事で助かりました。
 刺したハチの姿は直接確認できませんでしたが、その後も、刺された場所付近でキイロスズメバチを何度も見かけたので、たぶんそれでしょう。
 ふつうハチは、こちらが何もしなければ近寄ってきても刺されることは無いという認識でいて、こわいと思ったことはあまりありませんでした。しかし、今回のことでちょっとハチに対し敏感になってしまいました(2度目刺されると危険です)。このときは木道の近くに餌となるようなものがあり、ハチが群がっていたのかもしれません。私は蛇がきらいなので、それを警戒して木道をドンドンと足でたたきながら歩いたためハチを刺激したようです。
 まつ様もフィールドではお気をつけください。虫除けスプレーも効果があるかもしれません。半そでで剥き出しの腕は刺されず、スプレーしていない脇の近くをやられましたので・・。

こんにちは。
おっしゃる通り、本来生き物に善し悪しはないはずです。あの嫌われ者のゴキブリも、外見と行動だけで判断され、実ははっきりとした「罪状」無きまま全国の家庭で連日殺され続けているのでしょう。スズメバチの場合、毎年被害や駆除の報道がなされているところを見ると、減っていることはないと思います。駆除といっても要請があってはじめてすることだと思います。要請もないのに野山に行って見つけに行くわけではないのでしょから、数が減ることはないでしょう。ゴキブリの例でもわかりますが、一般に昆虫はそれほどすぐに減るものではありません。

皆さま
 新潟県粟島に行っておりました。いろコメントありがとうございます。
 粟島はアシナガバチが多かったですね。基本、長袖長ズボンで最低限の防除です。自然のなかで癒やされるというのは間違いではと思っています。自然の中に入ったら自然の中で保つ緊張感が必要だと思っています。

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