またサルの群れに会う-足尾
今日は、日光野鳥研究会の自然観察会で足尾に行きました。冬枯れの山間の道を歩くと、カラ類やホオジロの群れが飛び交いジョウビタキが寂しげに鳴いて迎えてくれました。
前回、稚児の墓ではサルの領域に入り込んでしまってサルに威嚇をされました。今回の足尾でもサルの群れに遭遇しました。30頭ほどの群れが、私たちが歩いて行く林道の山側の斜面を移動していきます。サルたちは、たえず「クウ」とか「キュルル」と静かに鳴いてリラックスしている様子です。私たちは双眼鏡で観察するのをサルたちも眺めています。お互いに観察しあっている感じです。今日の群れは、我々に威嚇をすることなく、友好的な感じでした。
ちょうど、お昼になったのでお弁当を広げましたが反応なし。サルの群れは我々を追い越して山の中へ入ってきました。人を恐れないのは、人に餌をもらっているからかと思ったのですがそうではありませんでした。人から食べ物をもらう習性のない群れでした。
野生動物とは、お互いに干渉することなく、お互いに関心を持ち合う関係が理想だと思っています。今日のサルの群れとの関係は、私としては満点です。
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