久しぶりのオシドリ-六義園
今日の六義園では、久しぶりにオシドリを見ました。雄が1羽、まだ銀杏羽のないタイプで、エクリプスからきれいな羽毛になりかけのものでした。

カルガモの群れやマガモといっしょにいたのですが、とても警戒心が強くたえず頭を上げてはあたりを見回しています。体を細め、緊張している様子です。だんだん人が増えてくると、とうとう居たたまれなくなったように飛び立っていきました。
六義園でオシドリを見たのは、何年ぶりでしょうか。1980年代は9月下旬から10月上旬に渡来し20羽ていどが毎年越冬していました。そして、3月から4月上旬に渡り去る冬鳥の常連でした。チェックしたら、最多数が40羽(1985年12年22年)という記録もありました。今頃になると、色づいた葉が散った池の水面を色彩を競うかのようにオシドリが群れていたことになります。
かつて東京のオシドリは、普通種。上野の不忍池では、餌付いていました。明治神宮の南池でもすぐそばまでやってきてくれて、バードウォッチャーの目を楽しませてくれたものです。それが、減少著しい鳥になってしまいました。とくに、六義園では池の周辺の樹木を取り払ってしまったことが、減少に拍車をかけました。
日本庭園によく似合うオシドリ、江戸時代の柳沢信鴻さんの日記も出てきます。日本庭園の本来の風景を取り戻すならば、オシドリの隠れることができる植生を復活してほしいものです。
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