テントウムシの日-日光
栃木県日光に通うようになって、秋のある日がテントウムシの日になることに気がつきました。朝晩の寒さを感じるようになり紅葉が始まる頃の天気の良い日、いっせいにテントウムシが飛び交います。多い時は、風景が飛んでいるテントウムシで霞むほどになります。どうやら、越冬をする隙間を探すための日のようで、この日にうっかり窓を開けておくと部屋中がテントウムシだらけになります。
今年は、私が日光にいなかった日がテントウムシの日だったようで、窓のカーテンの陰にびっしりとテントウムシが集まっていました。
見ると、ナミテントウがほとんどでオオニジュウヤホシテントウもいます。不思議なことは、窓は閉まっていました。それもアルミサッシで密閉性の高い構造です。いったいどうやって入ってきたのか家人とともに隙間を探しましたが、見つけることができませんでした。
毎年、冬になって暖房を入れるとカーテンレールの隙間などに入り込んだテントウムシが動きだし、結局は死んでしまいます。ですから、この日は暖かくて良い天気、以前見たテントウムシの日ほどではありませんでしたが、テントウムシたちが盛んに飛んでいます。家のテントウムシたちにも新しい越冬場所を探すように立ち退きをお願い、箒で掃き出しました。
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