冬鳥は同じ所に来るのか-ルリビタキ
区内の公園に、今年もルリビタキの雄が来たというので行ってきました。
この公園で先シーズン、瑠璃色の美しい姿をたっぷりと堪能させてくれました。今年も会えるとは、うれしい限りです。行ってみると、去年いた場所とまったく同じところにいました。しばらく見ていると、左回りに巡回していく行動、私との距離の取り方も同じことに気がつきました。写真を撮って先シーズンと今シーズンのものを比べて見ると、良く似ていることがわかりました。
2010年~2011年、先シーズンの冬に撮影したもの(2011年1月3日撮影)。
2011年~、今シーズンのもの(2011年12月25日撮影)。
特に、そっくりなのは白い眉の模様です。”ルリビタキ”とキーワードを入れて画像検索すれば、ルリビタキの雄の写真がたくさん出てきます。これらの眉斑を見ると、後頭部まで伸びて長いものからまったく眉斑がないもの、細い太いなど、いろいろあることがわかります。
この写真の個体は、眉斑が斑点のように丸く小さいことが共通しています。渡り去ったあとに1回は換羽をしているのですから、多少は模様や体の色が変わるかもしれません。しかし、良く似ていますので、同じルリビタキの雄である可能性は高いと思います。それにしても、カーナビもないのによくまあ同じ場所に来られるものです。
ルリビタキの美しさとともに、その渡りの能力の素晴らしさに感心させられました。
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