澄んだ空気の中で-芝川
今日は、埼玉県さいたま市の芝川第一調整池へ。この前、自然観察会に参加できなかったカミさんと行きました。今日は、冬晴れの良い天気。空気は、きりりと冷たく締まって澄んでいます。おかげで、風景がくっきりと見えます。西には、真っ白な富士山が堂々とそびえ立っています。90度右に降り、北を確認すると男体山をはじめとする日光連山を見つけました。首都圏から日光連山が見たことは、あまりありません。落語の『三人旅』に出てくるように「らはが北山、北の山は透けて見える」わけで、江戸時代から見づらかったことになります。見慣れた日光連山もこうして見ると、ちょっと懐かしく思えます。
これ以外にも丹沢、秩父の山並みが見えて、富士山と日光連山の間に雪をかぶった大きな山は浅間山でしょう。こうしてみると、関東平野も意外と狭いことがわかります。
鳥のほうは、ハヤブサが1羽が鉄塔に30分もとまっていました。このほか、アシ原の中からはベニマシコの声が聞こえ、たえず小鳥たちの飛び交う影が見えました。水面には、この前に比べカモの姿は少なめでしたが、オオハクチョウの親子3羽が下りていました。富士山をバックに浮かぶオオハクチョウの姿は、神々しく見えましたね。
ただ今日は、工事の音がうるさくて録音は1秒もできませんでした。アシ原から聞いたことのない声が聞こえたのですが、録音は断念。今度は、日曜日に行ってみます。
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