Birder誌の取材を受ける
今日は、Birder誌の取材でN村さんが来訪。六義園で、撮影を行いました。取材目的は3月号(2月16日発売)の特集で「あなたの鳥見の役に立つ!バードウォッチャー図鑑」という企画。バードウォッチングや鳥の研究に関係した仕事に就いている人に鳥を見始めたきっかけや鳥見のエピソード、現在の仕事に就くまでの経緯などをご紹介してもらい、鳥との他種多様なかかわり方やバードウォッチャーの人物像にスポットを当てたいとのこと。10数人が取材対象だそうです。選んでいただいたのは、たいへん光栄なことです。
今日は、私が使っているお役立ちグッズの撮影なのですが、基本は自然の中に持ち込む機材は最低限に絞っているのですからあまりないのです。N村さんとしては大きなパラボラやマイクを想像していたようですが、SONYのPCM-D1とYAMAHAのW24なので迫力はありません。考えてみれば、自然のなかでじっとしている野鳥録音では、座るための椅子、夏の蚊からヒルなどの虫除け対策、冬の防寒がたいへん重要に思うようになりました。そのため、夏は蚊取り線香から虫除けスプレー、ムヒ。冬は、使い捨てカイロを紹介することにしました。でも、なんとなく夢のない機材ばかりですね。
あと、バードウォッチングを始めた頃の写真が必要とのこと。ちょうど明日、行われる日光野鳥研究会の新年会でも自然観察を始めた頃の写真を皆で見せ合おうというプログラムがあり、写真を探していたところでした。私の場合、鳥に興味を持ち始めたのは中学生の時です。1960年代ですからカメラは高級品、家にはろくなカメラはありませんでした。それに、父は子供の成長を記録することに興味がなかったようで良い写真はなくこれも困りました。60を過ぎて子供の頃の写真を人に見せるというのは恥ずかしいですね。しかし、しみじみと写真を見て、この子がこんなジジイになるまで鳥を見続けているとは自分のことながらあきれます。
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