初六義園で初調査、初囀
今日は初六義園、初調査です。K藤さん、K久保さん、A藤さんが同行。年を越したら葉が落ちてとても鳥が見やすくなりました。シジュウカラやメジロ、コゲラなどの姿が見えるようになりました。木の実はまだあるのですが、ヒヨドリが減っています。まだツグミは来ていません。それにも関わらず弱いながらもシジュウカラの初鳴きを聞きました。去年は、1月14日ですから11日早い記録です。また、過去のもっとも早い記録が1月5日(1986、1987)ですから、1月3日は新記録となります。寒いとはいえ、野鳥たちは春を感じていることになります。
調査の後、六義園の鳥仲間はほとんどそろい、新年のご挨拶もそこそこに鳥を探します。K上さんとK村さんがシロハラがいると教えてくれました。このシロハラ、どんどん近づけるのです。このようにカメラ目線をくれるのですから、気にはしていると思い、止まりました。
ところが、食事を始めたのです。美味しそうに落ちているイイギリの実を食べています
この距離、わずか2mほどです。以前にも野鳥が近くなったという記事を書きましたが、昔はこんなことはありませんでした。シロハラやアカハラは雑木林の奥でカサコソと音を立てているのを、遠くから見るという出会いが普通でした。先輩バードウォッチャーが、関西の庭の餌台に来たシロハラの写真を見て「こんな近くで録れるのならば行ってみようか」と言っていたのを覚えています。それほど、シロハラがアップで撮れるなんて珍しかったのです。
このシロハラは、ケガをしている様子はありません。餌に付いているわけでもありません。また、シロハラはハンターに追われる種類ではありませんので、ハンターの減少とは無関係です。どうして急に人を警戒しない鳥が増えてきたのでしょう。とても不思議に思います。
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