いつの間にか都市鳥-エナガ
今日、六義園でK上さんが、エナガが10羽いると教えてくれました。言われたところに行くと、少なくとも5羽を確認できました。写真は、そのうちの1羽です。
昔、エナガに会えるところと言ったら日光や軽井沢。あるいは、高尾山、多摩丘陵といったところです。ところが、このところ都心での記録が増えています。いちばん、海に近いところで見たのは葛西臨海公園です。繁殖は、六義園の近くの小石川植物園で営巣を見ています。
都市に侵入してくる鳥の特徴の一つとして、人を恐れないという習性が必要です。エナガは昔から近くにやってきて、その可愛い姿を見せてくれる鳥ですから都市鳥の資格は十分あることになります。
六義園で過去に長期にわたって記録は、1983年12月10日~1984年1月29日の間の40日間、3羽が滞在していきました。今思えば、この28年前のエナガの記録が都市へ侵入してくる兆候の一つであったのかもしれません。六義園では、この後も記録はありますが、単独か2羽程度、それも数日でいなくなっています。今回のエナガの群れが六義園を気に入ってくれて長い間、滞在してくれると良いですね。
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