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2012年1月21日 (土)

映画のなかの録音機

 昨日は、映画日和だったので『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』を見てきました。アクション映画の流れのままに身を任せる快感に浸れる映画でした。
 私の世代にはTVドラマの『スパイ大作戦』というタイトルのほうがお馴染みです。かつてのTVドラマでは、作戦指令のたびに録音機から煙が出て燃えてしまうのは、毎回もったいないと思ったものです。今思えば、ラグナのオープンリールの録音機に似ていますね。そうだとすると、かなり高価な機材を毎回、お釈迦にしていたことになります。
 今回の映画では、公衆電話から指令をもらい、やはり煙が出て破壊されます。そろそろメモリ録音機が燃やされるかと思ったのですが、外れました。
 そういえば『天国と地獄』など、昔の映画やドラマで誘拐犯が電話をかけてくるという想定では、大きなオープンリールの録音機がデンと置かれていたものです。いかにも、大がかりな捜査をしているという感じになりました。今では、煙草の箱くらいの録音機をちょっこんと置くことになるのですから、絵にならないことおびただしいですね。
 『スパイ大作戦』でも、当時高価であった録音機を燃やすことで、いかにも重要な指令という演出ができたわけです。わずか、数千円のボイスレコーダーでは指令も軽くなってしまいます。
 この間、見ていた海外ドラマ『24』では、盗聴された録音を聞くのにSound Devices社のたぶん702Tが使われていました。映画などの現場で使われるプロ用の録音機で、30万円近くします。これは、高価過ぎます。いわば、ホームドラマのなかでビデオを撮るシーンがあったとしたら、TV局用の大きなカメラを使っているような違和感がありました。きっと、音声さんから借りて使ったのかもしれません。また、702Tは録音メディアがCFカードですからいかにも貴重な録音が入っているという印象を与えます。ところが、多くのメモリ録音機が使用しているマイクロSDでは小さすぎて、これまた絵にならないことになります。
 録音のシーンは映画やドラマでは欠かせません。そのなかで録音機がどう扱われるのか、時代ととともに変わっていきます。

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コメント

まつ様 こんにちわ

 映画の中の録音機といえば、ジョン・トラボルタ主演の「ミッドナイト・クロス」ですね。
 B級映画の音響効果マンの主人公が、たまたま、屋外でテスト録音した中に、殺人事件の現場の音が収録されていて・・・というアクション・スリラーです。
 録音機はNAGRAでパラボラで録音していました。ただ、パラボラをパンしていって動物の声やフクロウの鳴き声が聞こえてくるという、いかにも映画やTV的な演出が、実際とは違うよな・・ という印象を持ちましたが、映画としては良かったです。

1981年 監督:ブライアン・デ・パルマ

もてぎ様
 『ミッドナイトクロス』は見てるかも。この手の映画は好きです。
 私が印象に残っているのはその名も『カンバセーション盗聴』。1970年代、監督はコッポラです。録音機は覚えていませんが、オープンリールでした。当時のソニーのパラボラが出てきます。小型の機種が出たのかと思ったら、持っているジーンハックマンの体が大きく、パラボラが小さく見えたことを覚えています。

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