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2012年2月22日 (水)

写真を撮られる-写真集『浦廻』

 Facebookのお友達になったばかりの谷津干潟観察センターのS原さんから、最近出版された写真集『浦廻』のなかに谷津海岸の写真があり、そこに私らしい者が写っていると情報をいただきました。
 添付されたページのコピーには「1976 バードウォッチングがはじまる」というキャプションが付いています。後ろに松林が写っていることから、谷津遊園側であることがわかります。堤防に腰を下ろして望遠鏡を覗いている私らしい者とそばにたたずむ女性、そしてこの2人を珍しそうに見ていく後ろ姿のアベックが写っています。
 今日、出かけたついでに八重洲ブックセンターにてこの写真集を購入し、じっくりと見ることができました。写っていたのは、私でした。当時は、ハンティングをかぶりM-65フィールドジャケットを着ていました。そして、望遠鏡はコーワのプロミナー+スリックのマスター三段デラックス、まだニコンがフィールドスコープを出す前の定番装備です。
 問題は、横にいる女性。長い毛糸のマフラーに膝まであるゴム長靴を履いています。これは、まごうことなくカミさんでした。ちょっと「ホッ」といたしました。
 この写真を撮られたのには、二人とも気がつきませんでしたね。当時は、谷津干潟という名称はなく大蔵省水面と呼んでいました。谷津干潟で鳥を見るためには、京成線「センター競馬場(現在の船橋競馬場)」で下車し若松団地までバス、そこから大きく回り込んで海まで歩き、現在の谷津干潟自然観察センターがあるあたりまで行きます。というのは、こちらのほうが光線がよく、鳥がよく見えたからです。また、谷津干潟の両端に海に向かって水路があり、それを越える橋は海辺まで行かなくてはならないかったのです。そのため、ポイントに着くのは昼頃となるのが普通でした。今思えば、ずいぶん歩いたものです。ですから、写真のように谷津遊園側から見ているというのは、ちょっと時間ができたから立ち寄ったからでしょう。
 今では、谷津干潟に行けば常連をはじめ何人ものバードウォッチャーに会います。珍鳥が出れば500人は集まることでしょう。しかし当時、谷津干潟で他のバードウォッチャーに会うことはありませんでした。谷津干潟の鳥を独り占め、いや二人占めできたのです。それだけに写真に撮るだけの価値のある風景だったのでしょう。同時に、不思議そうな目で見ていくアベックの気持ちもわかります。
 S原さん、情報ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたいます。

タイトル:金瀬胖写真集 浦廻うらめぐりCHIBA1976-2009
装丁:A5版224ページ
出版社: 現代写真研究所出版局; A5版 (2010/4/10)
ISBN-10: 4903564053
ISBN-13: 978-4903564050
発売日:2010/4/10
価格:2,730円
 アマゾンのURLは下記。
http://www.amazon.co.jp/%E9%87%91%E7%80%AC%E8%83%96%E5%86%99%E7%9C%9F%E9%9B%86-%E6%B5%A6%E5%BB%BB%E3%81%86%E3%82%89%E3%82%81%E3%81%90%E3%82%8ACHIBA1976-2009-%E9%87%91%E7%80%AC%E8%83%96/dp/4903564053

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