奥日光でスノーシュー
週末は、日光でした。今日は、日光野鳥研究会のスノーシューによる自然観察会です。湯滝から泉門池の間を一周しました。例年に比べて積雪は少なめ。ところどころササが頭を出しています。雪はしまっていたので歩きやすく、コンディションはまずまず。気温はマイナス8度。しかし、歩いているとぽかぽかしてくる感じです。
いつもは、歩くことのできない森のなかを歩けるのがスノーシューの楽しみです。今日は、キツネやリス、ウサギの足跡も多く、冬ならでは自然観察を楽しみました。鳥の方はゴジュウカラがさえずり、ヒガラやコガラは追いかけ合いが見られ鳥たちはもう春のモードでした。
面白いのは、ツグミがいたことです。合計すれば10数羽、今までほぼ毎年、この季節に戦場ヶ原を歩いていますが、こんなにたくさんのツグミに会ったことはありません。奥日光では、ツグミは渡ってきたばかりの秋と渡り去る春の鳥、旅鳥なのです。それが、厳冬期のこのシーズンにいるのは珍しいことです。
以前も記事にしたように今冬のバードウォッチャーの挨拶は「ツグミがいませんね」です。なかには放射能の影響、あるいはこれからまた地震が起きるからといったトンデモ発言も聞きます。ところが、ツグミはいるところにいるようです。鳥が減った増えたの話は軽々に言えませんね。
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