ガイドをガイド-六義園
今日は、六義園の庭園ガイド(六義園ガイド倶楽部)の方々のバードウォッチング研修会でした。寒い日でしたが15名の方が参加。ボランティアガイドの方々は六義園の歴史や来歴については詳しいのですが、野鳥や自然については未知の世界。そのため皆さん、熱心に聞いていただきました。バードウォッチングは初心者の方ばかりなので、鳥を見つけるのは難しいと判断して、誰でも見ることができる池のカモ類やカラスのネグラや巣、江戸時代と鳥の話などをしながらの探索です。
また、今日はウメの開花の初認日となりました。六義園でもっとも早く咲く藤代峠のウメの花が数輪咲いていました。そして、シジュウカラがさえずり、追いかけあうなど、春の息吹をそこかしこに感じることができた観察会となりました。
ほぼ池のまわりを1週しただけなのですが、あっという間に2時間半たってしまいました。丁寧に生き物たちとその息吹を見ていくと、いくら時間があってもたりません。その後、心泉亭でバードウォッチングの方法と日本人の動物観について30分ほど解説して、お昼となり研修は終了いたしました。
参加者の皆さんが、今日の経験を生かして、庭園ガイドをしていただければと思います。
なお六義園の庭園ガイドは、土日祝日の各日午前11時と午後2時に実施しています。この時間にサービスセンター前に集合すれば、腕章を付けたガイドの方がいらしゃいます。行程は約1時間、無料ですので機会がありましたらぜひ参加してみてください。
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