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2012年4月11日 (水)

謎のゴキブリ-サツマゴキブリ

 先日、Tさんからゴキブリの語源を教わりました。江戸時代は食器にかぶりつくということで”ごきかぶり”と言われていた昆虫が、ゴキブリになったのはついこの間の明治時代のこと。それも、我が日本鳥学会の初代会長である飯島魁がからんでいるとか。明治22年に出版された飯島魁著の「中等教育・動物学教科書」にゴキブリの漢字である「飛蠊」にゴキカブリではなく、ミスプリントでゴキブリとルビを振ってしまったのが、この名前の始まりとなったそうです。編集者のTさんならではの情報でした。
 ところで先日、東京港野鳥公園へ打ち合わせに行く途中の道端で、見たことの無いゴキブリの死骸を2つ見つけました。写真です。

Gokiburi

 大きさは家のなかで見るクロゴキブリと同じくらい、しかし幅はかなり広く、大きく見えます。また、翅は見えず節がたくさんつながっているようで、宮崎アニメのキャラで出てきそうなかっこうをしています。そして、頭にはクリーム色の縁取りがあって、全体的にはとてもきれいです。
 ネットで「ゴキブリ」と検索しても出てきませんでした。日本のゴキブリではないようなので「ゴキブリ 外国産」と入れた探したところ、サツマゴキブリに良く似ていることが分かりました。専門外のことなので、間違っていたらごめんなさい。ご存知の方がいらっしゃいましたらフォローしていただければ幸いです。
 もし、サツマゴキブリならば、世界的にはインドや台湾、国内では四国、九州に分布しているゴキブリです。いずれにしても暖かい地方です。ところが最近、紀伊半島、東海地方、房総半島など、温暖な地域で見つかっているとのこと。本来はいないはずの伊豆諸島から小笠原諸島にも侵入しているとか。人の活動と温暖化の影響で、生息域を広げている生き物です。
 ただ、東京地方にいるという情報は見つけられませんでした。ゴキブリの死骸のあった横をコンテナを積んだトラックが行き交っています。場所が場所だけに、外国からの荷物に紛れて、入り込んだサツマゴキブリがこの冬の寒さで死んでしまったのかもしれません。いずれにしても、いつ東京に侵入してきてもおかしくない状態であることにかわりありませんね。

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