鳥友、遠方より来る-T中さん来訪
本日は、福岡から野鳥録音仲間のT中さんご夫妻がお出でになりました。上京されたついでとは言え、わざわざのご来訪、恐縮です。せっかくの良い天気なので六義園を探索のあと、我が家で録音談義。あっという間に3時間経ってしまいました。
T中さんは、野鳥録音を楽しむだけではなく、ボランティアグループ「バードコール」を主幹し仲間といっしょに目の不自由な方たちに自作のCDを配布し野鳥の魅力を多くの方に知ってもらおうと活動をされています。私がサイトを立ち上げたのを機会にメールのやりとりが始まり、お互いに傑作選のCDで送り合うなど、お付き合いをしています。ですから、お会いしたのは今日が始めたなのですが、旧知の仲の感じで話が盛り上がりました。
私が知る限り”タイマー録音”と言う言葉を使い実践されたのはT中さんが最初です。当時、タイマー録音できるメモリー録音機がありませんでしたので、私にはできず不思議に思っておりました。今日、お会いして謎が解けました。なんと彼の録音機は、ボイスレコーダーだったのです。タイマー録音機能が付いたのは、ボイスレコーダーが先でYAMAHAのW24にタイマー録音機能があるのは、ボイスレコーダーの機能を取り入れたためと担当者が言っていたのを思い出しました。
具体的には、OLYMPUSのVoiceTrek DS-51に、この機種の別の機材から取り外したマイク部分をパイプに取り付け録音しているとのことでした。マイクには、奥さんのお手製のジャマーが取り付けてあって手作り感あふれる機材でした。
いただいているCDを聞く限り、とてもクリアな録音でボイスレコーダーによる録音だとは思ってもみませんでした。お話を聞いていると、T中さんの野鳥の知識や思いも深く、野鳥の動きや習性を判断し、より近くにマイクを置くことで良い音をゲットしていることが分かりました。野鳥録音は、知識と経験がものを言う世界であることを改めて認識いたしました。
T中さん、いろいろ教えていただきありがとうございました。
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