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2012年5月22日 (火)

デジスコ通信に投稿-「なぜ、餌付けを悪いと思わないのか」

 先日、山の中でオオルリの密猟者に遭遇しました。寝不足の頭でしたので、うまく対応できなかったというか逃げられました。
 オオルリが懸命にさえずっているのですが、どうも様子が変です。よく見ると、1畳ほどの大きさカスミ網が張ってあって、雄のオオルリが1羽入った籠がおいてあります。そして、テープでオオルリのさえずりを流しています。そばには、四駆がとめてあって2人のオヤジが座っています。
 そのため、オオルリが賢明にさえずっていたのです。網が小さいせいか、テープの音質が悪いせいか、捕獲されることはありませんでした。
 密猟者の一人は土建会社のネームの入った作業服を着ています。こちらは、3人だったので「見つけた以上、通報するしかないか。車のナンバーは宮城の○○○○ね。会社は××土建ですか」と言ったら「囮のオオルリを逃がしますから勘弁してください」と、ペコペコ謝りながら、あっという間に逃がし、あっという間にかたづけて行ってしまいました。
 今まで、日光などで山歩きをしても密猟者に会ったことはありません。そのため、密猟者への対応経験が私にはありません。実は、ここは携帯電話が通じないところですし、人気のない山の中です。もし、逆ギレされ向こうが武器になるような物を持っていたらと思うと、気の小さな私としては逃げてくれて良かったと思ってしまいます。ところで、悪いことをしていると解っていいると、この密猟者のように平謝りに謝るパターンが多いのではないでしょうか。あるいは、いろいろ言い訳をするのが普通です。
 しかし、野鳥カメラマンが餌付けをして野鳥を寄せているのを注意をしたら逆ギレされたという話を聞いたことがあります。逆ギレするのは、悪いことをしているという認識がないためではと思います。私が鳥を見始めた1960年代は、人の手から鳥が餌をとって食べるなんて夢のようでした。しかし、今や多くの鳥があっという間に餌付いてしまいます。ですから、それを利用して写真を撮る流れができてしまったのは当然と言えば当然です。
 退職後、野鳥写真を撮り始めた多くの団塊の世代に人たちにとっては、夢であった餌付いた鳥なのですから罪悪感は希薄ではないか。という話を『デジスコ通信』に投稿しました。ご高覧いただければ幸いです。
 http://www.digisco.com/mm/dt_63/toku1.htm
 いろいろな活動に、野生動物の生活には影響を与えない。関わらないというコンセプトを当てはめては考えています。

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コメント

いつも楽しませていただいておりますが、激しく共感したもので初めてコメントいたしました。
ちょうど時期を同じくして、私もある事件に遭遇したことをキッカケに同じコンセプト、同じテーマの文を某誌に載せておりました。ここでは長くなりますので、勝手ながらそれをアドレスにお送りいたします。こちらこそご高覧いただければと思っております。

ひろ様
 拙文、お目にとまり恐縮です。私自身、言いたいことを言っているので誹謗中傷を受けることがあり、めげておりました。ヒロさんにように、ご賛同いたけるとたいへん心強く思います。
 メールも拝見いたします。ただ、この動きをどう展開していくのか、いくべきなのか、思案しております。これからもよろしくお願いいたします。
 

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