犯人は誰だ?
数日前のことです。出かけようと、玄関を出るとドアの前に小鳥の羽毛が散っているのに気がつきました。
色と大きさからスズメのものだとわかります。翼や尾羽の羽毛で、これだけの量の羽毛を失えばかなり厳しい状態だと思います。いったい誰がどうしたのでしょう。
我がマンションは10階建ての7階部分。西側を六義園、東側を本郷通りに面しています。玄関は、本郷通り側にあります。スズメは、ふつうにいます。ただ、まだ幼鳥は見ていません。それに散った羽毛は幼綿羽はなく、成鳥のものです。ですから、犯人は成鳥のスズメを捕らえたことになります。
7階ですからネコが上がってきたとは思えません。となると、猛禽類ということになります。スズメを捕らえるのは、オオタカかツミでしょう。なかでも、ツミの可能性が高いと思います。ここ1ヶ月ほど前に六義園で、ツミの声を聞いています。ひょっとすると近くで繁殖をしてるのかもしれません。それとも、繁殖年齢にいたらない若鳥が立ち寄ったのでしょうか。
しかし、人の近く、さらに閉鎖された空間までスズメを追い詰めて捕らえることをするのでしょうか。それとも、ツミが都会で生きていく上で新たに習得した狩りの仕方なのでしょうか。
それにしても、なぜよりによって我が家の前だったのでしょう。考えれば考えるほど、不思議な羽毛でした。
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