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2012年5月26日 (土)

祝・トキの巣立ち

 昨日、喜ばしいニュースがありました。新潟県佐渡で、自然状態のトキの雛が初めて巣立ちをいたしました。放鳥後、昨シーズンは全敗、今年はなんとか巣立ちまでたどり着いたことになります。
 私は、トキの卵や雛がハシブトガラス、ハシボソガラス、トビにやられるたびに、これらの鳥が悪者になるのに心を痛めました。多くの鳥たちの繁殖のようすを見ていると、トキと同じように捕食者にやられるのはあたりまえのことです。東京のハシブトガラス自体、ハシブトガラスにやられ、トキのように繁殖率は悪いのです。報道の仕方をみていると、あたかもトキだけがカラスやトビにやられているように伝えられています。しかし、自然のなかで生きていく以上このていどの試練は当たり前のこと。それを乗り越えた親鳥が、子孫の残せるのではないでしょうか。日本で生きて行く以上、カラスからの脅威を避けることのできない親鳥しか子孫を残せなくしてしまったのは誰なのか、1度考えて欲しいものです。
 ところで、先日粟島の帰りに撮った新潟駅の売店の写真です。

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 トキの誕生に便乗したお菓子が山積みとなっていました。その数10種類、ランキングまでポップされています。ところで、私にはどれも買う気になれないのです。まんじゅうは言うにおよばず、○○の卵はどこでもあります。いずれも、ありきたりのお菓子に”トキ”と名付けただけで独創性を感じないのですが、いかがでしょうか。それに巣ごもりのトキは、灰色に描くべきだろうと監修してしまいました。
 トキが巣立っためでたい話題に水を差して申しわけございません。

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コメント

まつ様
お久しぶりです。群馬からさいたまに単身赴任となった もてぎです。

 数十年前、若かりし頃に沖縄に行ったとき、発見間もないヤンバルクイナのお菓子がたくさん売っていました。「食いな」のダジャレで買う気になれなかったのですが、話題になりそうなので、結局 買って帰りました。
 その時、カセットの録音機(SONY TC-D5)を持っていきましたが、ヤンバルクイナはおろか野鳥の録音はできず、初めて聴くセミと、バスガイドさんと、帰りの飛行機のスチュワーデス(キャビンアテンダント)さんの声しか録音できませんでした・・(すみません、ハブが怖くて森に入れませんでした?)。

もてぎ様
 近づいてきました。どこかでお会いするかもしれません。
 2、3年前、ヤンバルクイナの声を録り行った時、道の駅で「ヤンバルクイナの糞」というお菓子を売っていました。この手のお菓子もありがちですね。

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