日本ワイルドライフアート協会展2012
とうとう関東地方も梅雨入りをしてしまいました。「野鳥録音の最高の季節は、ゴールデンウィークから梅雨入りまで」と、かねてから言っております。その最高の季節も終わりです。去年のように、早く梅雨が始まってしまうととても損をした感じになります。雨が降らないと困るお仕事もたくさんあることでしょう。今年は例年並みなのですから、がまんします。後は、雨と晴れがはっきりしたメリハリのある梅雨だとうれしいですね。
ところで、今日は雨なので市ヶ谷で開催されている日本ワイルドライフアート協会の展示会に行ってきました。雨のなか、けっこうたくさんの来訪者があって盛会でした。そのなかで、今日は斉藤寿さんにお会いしました。斉藤さんは、ホンダの車のイラストから野鳥のイラストまで幅広く活躍されているプロのイラストレイターです。優しいタッチの野鳥のイラストは、いろいろなところに使われていますので、きっとどこかで出会っているはずです。
昔、斉藤さんの絵を監修する仕事をしたことがありますが、顔を合わせたのは初めてです。絵のタッチからお若い方だと思っていたら、私よりはるかにご年配。それにも関わらず、昔の仕事では絵の間違いを生意気に指摘しまっていたのですから汗顔のいたりです。斉藤さんが笑顔で、挨拶してくれたので心の中でほっと胸をなで下ろしました。
展示会は、いろいろなタッチでいろいろな生き物が表現されています。個性と感性を楽しむ展示会です。しかし、協会の人は名前と顔だけでなく、絵のタッチも覚えなくてはならないのでたいへんです。
日本の野生画の世界-日本ワイルドライフアート協会展
会期:2012年6月5日(火)~12日(火)
10日(日)は休館
6日~11日 11:00~18:00
12日 11:00~15:00
会場:山脇ギャラリー
〒102-0074 東京都千代田区九段南4-8-21
TEL 03-3264-4027
○JR総武線、東京メトロ南北線、有楽町線、都営新宿線
市ヶ谷駅より徒歩1分
詳しくは、ワイルドライフアート協会のUTLで、ご確認ください。
http://www.jawlas.jp/exhibition/index.html
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