噛みつかれた録音機-芝川第一調整池
昨日今日と夕方に芝川第一調整池に行ってきました。昨日はタイマー録音機の設置、今日は回収です。夕方の芝川は人がほとんどいなくて、とても静かです。アシ原を渡る風がとても気持ちよくて、さわやかでした。この風が、オオヨシキリのさえずりを調整池全体に響き渡らせているように感じます。
まだ、録音した音源を全部チェックしていませんが、とにかくオオヨシキリの大合唱です。午前3時からの設定で、もう鳴いています。この暗い頃は、ウシガエルも良く鳴いているのでとてもにぎやかです。ホオジロとの掛け合い部分もあって、こんなに近くで警戒心の強いホオジロのさえずりが録れたことはありません。これもタイマー録音のおかげです。
ところで、2台のうち1台がひっくり返っていました。そして、泥が付いています。泥の跡は鋭角な三角形をしていて爪跡です。
さらに、ウインドスクリーンのスポンジにも泥が付き、よく見ると穴が空いています。中程の裂け目です。下の方のくびれば、ケースに入れておいた跡です。
どうやら、ケモノが脚で転がし噛みついたようです。以前、蕪栗沼で無くなったのは、ケモノに持って行かれた可能性がありました。そうならないようタイマー録音の先輩のT中さんからアドバイスにしたがって、ヒモを付けてアシに根本に縛り付けておきました。おかげで録音機を失わないですみました。なお、録音は問題なく行われていましたが、裏返しになっていたので左右が逆に録音されているはずです。
草むらのなかでイヌはこないということで、爪の大きさから犯人はタヌキではないかと思っています。
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