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2012年6月15日 (金)

トラフズクの雛-山形

 山形のY川さんから「トラフズクが鳴いている。チゴハヤブサが鳴き始めた。トラフズクの雛が巣立ち、今度は雛が・・・」と、そそられる情報を立て続けにいただきました。これは行くしかないと昨日今日と行って参りました。
 Y川さんの適切なご案内のおかげで、トラフズクの雛とチゴハヤブサの声を録ることができました。とくにトラフズクは一晩中、この声で鳴いていることがわかりました。よく聞くと、何羽かが鳴き合っているのがわかると思います。実際は4羽の雛がいるとのこと。PCM-D1で録音、ボリュームはそのまま、低音ノイズの軽減をしているだけです。



  Y川さんの話では、トラフズクもチゴハヤブサも増加傾向にあるとのこと。うれしいかぎりです。そして、なんとその理由はカラスのおかげだと言うのです。トラフズクもチゴハヤブサも繁殖は、カラスの古巣を使います。ですから、カラスがいないと巣を作ることができないのです。
 周囲に水田があり神社やお寺の樹木という環境ですから、いるのはおもにハシボソガラスです。さらに、ハシブトガラスの巣立ち雛もいましたので、どちらも貢献していることになります。
 そして、こんなに北なのにオナガがいました。オナガは、チゴハヤブサの周辺で巣作りをしてます。チゴハヤブサが、カラスを追い払ってくれるのをたよっているとのこと。これは、東京近郊のツミとオナガの関係と同じです。
 こうして生き物たちの関係を見ると、なんとも絶妙。喰う喰われる以外にもいろいろな関係があることがわかります。
 鳴き声が録れただけでなく、見聞も広めることができました。Y川さん、重ねてお礼申し上げます。

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コメント

トラフズクの雛の声は、渡良瀬でも同じように鳴いていましたね。カラスの古巣利用はもう少しみんなに知ってもらいたい役割です。とくにバードウォッチャーには。チゴハヤブサなんかは古巣がないと本当に困るでしょうねえ。トラフズクは地面でも営巣できますから。

シバラボ様
 カラスが多いだけに、いろいろカラス依存の生き物が出てくることになりますね。
 山形のトラフズクは、周囲を水田や住宅のある鎮守の森ですから、地上営巣は考えられず、カラスだよりになります。

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