ワシミミズクのザーリャ-井の頭文化園
今日の夕方は、井の頭文化園へ。以前、六義園にいらしたH中さんが井の頭文化園にいます。飼育中のワシミミズクにH中さんが「ポー」と言うと「ポー」と答えると教えていただきました。ワシミミズクの声は、聞いたことはありませんのでぜひ聞きたい、できたら答えるところが録音できればと思って出かけました。
しかし、今日は暑かったですね。涼を求めて井の頭公園はたくさんの人出です。ところが、有料の文化園は空いていてワシミミズクの禽舎の前はときおり人が通る程度、鳴いてくれればなんとか録音できそうです。
禽舎の前に来て数分たった頃、2人のお客さんがのぞき込んだときに一声「ポー」と鳴きました。柔らかく深みのある声です。ところが、まだ録音の準備すらしていませんでした。人がいなくなったら録音機を設置しようと思っていたのです。これならば録音ができそうと、YAMAHAのW24を金網に差し込んで録音状態にしておきました。ところが、それから2時間。閉園時間までねばりましたが、一声も鳴いてくれませんでした。
H中さんの言われるように真似をすれば鳴くかと思い、できるかぎりさっき聞いた声のような音を出してみました。しかし、目をつぶってしまったり羽繕いをしたり、まったく反応がありません。どちらかというと、リラックスしています。
閉園時間近くになってH中さんが来てくれ鳴き真似をしてくれましたが、今日は鳴かず。次回にお預けとなりました。
ところで、禽舎の前にある解説版には、このワシミミズクの名前はザーリャ、ロシア語で夜明けの意味だそうです。そして、1999年3月29日生まれだとか。なんと、誕生日が私といっしょです。だからなんなんだと言われそうですが、親近感を持って心を込めて録音をしますから、ザーリャさん次回は鳴いてください。
T中さん、暑いところありがとうございました。
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