デジスコ通信に投稿いたしました-遠い珍鳥ポイントが空いている理由
粟島は、魅力的な探鳥地です。野鳥録音的には、静かな環境で身近な野鳥たちの声を録音するにはかっこうの場所だと思っています。スズメの交尾、ツバメのさえずりなどなど。毎年、ツグミのさえずりが録れそうで録れなくて通っています。もちろん珍鳥の出会いも楽しみです。行けば、初めて出会う鳥が2、3種類増えます。でも思いの他、粟島は空いています。それは、なぜなのかと言ったお話しです。
http://www.digisco.com/mm/dt_64/toku1.htm
都内の公園では、首から双眼鏡をぶら下げた人に良く出会います。カワセミの来る池ならば、野鳥カメラマンがかならずいます。しかし、多くの人は遠出までして野鳥を探しには行かないようです。でも、ワイバードなどのバードウォッチング専門の旅行会社があって、なかなか繁盛しています。ガイドがいれば野鳥を見つけてくれるので行くけれど、一人では見つけられないので行かないといった事情があのでしょうか。このあたりの日本のバードウォッチング事情を分析すると、いろいろなことが見えてきそうです。
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松田様
私は、夫と二人で鳥見をしています。近くに鳥を見ている人がいないので、最初から自分達で探す派です。(野鳥公園のレンジャーさんに色々教えてもらっていますが。)
私達なりに、お目当ての鳥がどんな環境にいるかなど勉強をして探すのですが、珍鳥ネットワークは持っていないので、未だに会えない鳥が沢山います。
ですが、偶然にしろ狙い通りにしろ、自分達で見つけ識別出来た時の感動は一言では言い表せません。何年経っても嬉しいものです。
鳥見歴8年でライフリストは、やっと260種越えです。随分少ないですが、その分、思い出は詰まっています。
自分で探さず、人に見つけてもらったのを観察しても面白くないのに・・・と思ってしまいます。長々と書き込んで、すみませんでした。
投稿: piyoco | 2012年7月14日 (土) 02時22分
piyoco様
ご来訪、ありがとうございます。お目にとまり恐縮です。
昔は、自分で見つけ自分で識別してバードウォッチングの技術を向上させたものです。ですから、私が260種を越えたのは10年かかっていたと思います。それだけに1種1種、思い出と思い入れがあります。
情報だよりのバードウォッチングでは、この深さがないのですから薄っぺらなバードウォッチングだと思います。ただ、これに気がつくことは少なく、気がついたときには遅いのが、とても残念です。
夫婦でバードウォッチング、これがいちばんですね。
投稿: まつ | 2012年7月14日 (土) 16時01分