カラスはジャマーが好き?
長時間録音やタイマー録音のために、録音機を自然の中に長時間、置いておくことが多くなりました。山の中に置いた録音機を獣が臭いをかいで行く音が入っていたり、アシ原に置いたらタヌキにかじられたりと、今まで経験したことのない面白いアクシデントに出会っています。
この間の粟島の録音行で、いっしょに行ったTさんがオオミズナギドリのコロニー近くにタッパにいれたPCM-D50を一晩置いておきました。ところが翌朝、回収に行くと録音機がひっくり返っていたのです。タヌキか野犬かとその場では推測しましたが、後で録音を聞いたら、カラスがつついている音が入っていて犯人の声も録音されていたとのことでした。さらに最近、またカラスにやられたとTさんから報告を受けました。
私も去年、同じ粟島で神社の縁の下に同じくタッパに入れたPCM-D50を一晩置いておきました。録音を後で聞くと、ハシブトガラスが録音機をつつく音が録れていました。PCM-D50で録音、編集加工をしていません。そのままです。
「Large-billedCrow110515.mp3」をダウンロード
なかなか臨場感ある面白いシーンの音だと思いませんか。手に持っていたら、けして録ることのできない音でもあります。また、作ることもできない音ですね。
面白いのは、Tさんは草陰、私は縁の下に置き、けして目立つところではないのです。それにも関わらずカラスは見つけ、つついたり、ひっくり返したりするのです。ハシブトガラスもハシボソガラスもなわばりにいる時は、見張り場所が決まっています。とくに、繁殖期は定位置にかならずと言ってよいほどとまっています。そこで、たえず風景を見回しているのです。ですから、いつも見慣れた風景の中に見慣れないものがあると確かめたくなるのでしょう。知能が高く好奇心の強いカラス類のこと、考えられます。
今のところ、布製のジャマーは被害に遭ったことはありません。スポンジ製のものが被害に遭っています。カラスから見ると一見美味しそうに見えるのでしょうか。万が一、持って行かれないように何か縛り付けておく工夫が必要ですね。
« 今年もNHKラジオ『夏休み子供科学電話相談』 | トップページ | 『野鳥の声を探して-良ちゃんの韓国一人旅日記』 »
「機材」カテゴリの記事
- 松田道生のブログをお探しの方へ ヒメアマツバメの唄/追記(2025.10.06)
- 静かな所での補聴器、集音器の使用(2023.03.13)
- 集音器「きこエール」は聞こえるかーその2(2023.02.27)
- 集音器「きこエール」は聞こえるかーその1(2023.02.26)
- タスカムPortacaptureX8用ジャマー(2023.02.18)
「観察記録」カテゴリの記事
- 大磯の暑い夏に-アオバト(2026.09.15)
- チゴハヤブサに怒られた(2026.09.05)
- 8月の夜-コノハズク(2026.08.25)
- カオグロとカオジロ(2026.08.15)
- キクイタダキの囁き-白根山7月(2026.08.05)
« 今年もNHKラジオ『夏休み子供科学電話相談』 | トップページ | 『野鳥の声を探して-良ちゃんの韓国一人旅日記』 »

コメント