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2012年7月 2日 (月)

映画『ビック・ボーイズ』を見てきました

 今日は朝から雨。六義園の調査をする予定でしたが、中止にして映画『ビック・ボーイズ』を見に行ってきました。
 それにしてもバードウォッチャーが主人公でバードウォッチングをテーマにした映画ができるなんて夢のようです。とにかく文句なく楽しめ面白かったですね。喜劇俳優が主人公たちを演じているからと言って、ドタバタ喜劇ではありません。途中、泣かせるところもあって、年取ってこのところ涙腺が弱くなった私は、数回ウルウルいたしました。日本人好みの笑いのなかに涙ありの人情味あふれるストーリーです。このうち、いくつかはバードウォッチャーではないとその心情は理解できないでしょう。といって、バードウォッチングもバードウォッチャーの心持ちも解らない人でも、鳥オタクの生態をとらえた映画として見れば、また別の視点で楽しめるのではないかと思いました。
 私なりの見所として主人公たちの使っている双眼鏡は、大会社の社長のスチューはスワロフスキーのEL8.5x42 SWAROVISION、戦闘的なバードウォッチャーのボスティックはツアイスのConquest 8x40あたり、資金難に苦しむブラッドはコーワBD42-10GRあたりと見たのですがいかがでしょうか。それぞれの立場と小道具の双眼鏡がぴったり合っているのは、かなりバードウォッチングを研究してのマッチングだと思います。また、出てくるバードウォッチャーはアメリカも高齢者が多いですね。それに情報をたよりに1ヶ所に集中するのも日本と変わらないなど、アメリカのバードウォッチング事情も学ぶことができると思います。
 ただ、翻訳はところどころ気になりました。ガン類をガチョウ類というのはお約束ですが、アメリカにはセッケイはいないでしょう。
 昨日、日曜日1回目に行ったK久保さんは50人ほどの入りだったとか。今日、平日の1回目の上映で20人ほど、顔なじみに会うかと思いましたがおりませんでした。私が行ったシネマート新宿のWebサイトのタイムスケジュールには、7月6日までしか載っていませんので、これは早めに行った方が良いと思います。http://www.cinemart.co.jp/theater/shinjuku/lineup/20120427_9362.html

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コメント

「野鳥誌」か何かに宣伝が載っていたのを読んで、私も興味を持っていました。(北海道でも上映するのでしょうか?)
宣伝文句を読んだだけですが、「うらやましいなぁ」と言う感想も持ちそうです(^_^;)

なまけ鳥見人様
 今のところ、東京、名古屋、大阪での上映のようです。すでに、アメリカではDVDが発売されていますから、いずれ日本でも字幕入りが出ればそれを買うというのはいかがでしょうか。
http://www.walmart.com/ip/19423902

 上映期間が延びましたね。今日現在で13日までとなっています。

さらに上映期間が延びました。20日までとなりました。

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