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2012年9月26日 (水)

『朝の小鳥』10月分スタジオ収録-鳥の名前のアクセント

 本日の午後は、文化放送にて『朝の小鳥』の10月放送分のスタジオ収録でした。
 いつも困るのは、鳥の名前のアクセントです。たとえば、メジロの”ジ”にアクセントを置くか、アクセントをどこにも置かないで読むかで、かなり印象が異なります。”ジ”にアクセントを置くと地名、山手線の駅の名前になり、アクセントを置かず平板に読むと鳥の名前になるとこだわっています。
 NHKには、けっこう厚い『NHK日本語発音アクセント辞典』があってこれは市販もされ、他の放送局でも使っています。この辞書を以前、見たときにはタンチョウは載っていましたが、探鳥は載っていませんでした。タンチョウは”チョ”に、探鳥は平板の違いがあると思っています。
 このようにアクセントを気にするようになったのは、以前NHK-BSの『野鳥百景』という番組でナレーションを担当した加賀美幸子さんと仕事をしたとき以来です。なにせ100種類の鳥の名前が出てくるのですから、たいへんでした。超が付くくらいベテランの加賀美さんですが、さすがに鳥の名前のアクセントまでご存じなく、よく聞かれました。私は、いつも何気なく鳥の名前を言っているだけなので、どこにアクセントを置くかなど考えたことはありません。そこで、いつも言っているように言って、聞いてもらい、アクセントを確認してもらいました。この時、私のアクセントがNHKの標準となり日本の鳥の名前の規準になってしまったら怖いなあと思ったものです。
 今日、収録されたソウシチョウは、新参者です。アクセントをどこに置くのか、悩むところですが、このように長い名前は平板で言っておけば不自然になりません。問題は、短い名前の鳥たち、今日の収録ではコガラ、タゲリ、コガモです。コガラは”コ”、タゲリは平板、コガモは”ガ”かなと思いますがいかがでしょうか。

『朝の小鳥』放送スケジュール
2012年10月7日 ソウシチョウ
        14日 コガラ
           21日 タゲリ
           28日 コガモ

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コメント

まつ様

加賀美さんは30年以上前、NHK FMの「朝の小鳥」という番組のナレーションをやっていたことがあったと思います。今考えれば、文化放送の朝の小鳥の尺を長くしただけの内容ですかね。でも、ステレオ放送で音質が良かったので録音もして聞いていました。まだカセットが実家にあるかもしれません。

もてぎ様
 私は『朝の小鳥』というタイトルの番組があたのは知っているものの聞いたことはありませんでした。当時、科学産業部の中坪礼治さんが中心に作っていた番組なのですが、タイトルが文化放送と同じために蒲谷鶴彦先生が制作していたと思っている方がときおりおられます。NHKの『朝の小鳥』で、加賀美さんがナレーションをやっていたとはまったく知りませんでした。知っていたら、当時の番組制作の裏話を聞くことができたのに残念です。

まつ様
はじめてのコメントですが、いつも楽しく拝見しています。とても勉強になることばかりでブログの更新を楽しみにしております。
アクセントはいつも悩みの種です。ちなみにオオタカとシメはどこにアクセントをおきますか?人によってまちまちなのですが。。

かんたろう様
 いつもご高覧ありがとうございます。
 私は、オオタカは平板、シメは”シ”ににアクセントかな。”メ”に置くと、締めの意味になるように思うのですが、いかがでしょうか。

まつ様

 実は私はNHKの中坪さんの「音の便り」という番組がきっかけで野鳥の録音を始めました。残念ながら文化放送の番組では蒲谷先生の録音方法のレクチャーはありませんでしたから・・。
 でも、ロクハン(音楽之友社)やSONYの会報誌「ESレビュー」で蒲谷先生の録音の一面を知ることができました。当時先生はステラボックスのオープンリールの録音機つかっていらっしゃいましたね。

まつ様
私も同じ読み方をしています。ホッとしました。ちなみに私はサシバも平板なんですが、サにアクセントを置く方も多いようですね。ありがとうございました!

もてぎ様
 かつては、中坪さんの『カセット録音 野外編』しか参考書がない時代でした。
 蒲谷先生は長い間、オープンでした。TC-D5の全盛期もカセットのテープレコーダーをメインに使用することはなかったと思います。

かんたろう様
 サシバは差し歯があるので、それとの区別をアクセントの場所できればと思います。
 方言も大切にしなくてはならないので、無理に統一することもないかあと思っています。

まつ様
サシバと差し歯はそうですね。私は今は関東に住んでいますが、元々西の方の人間なので、普段の生活でも発音は気になってしまいます。なので鳥の名前も多数派に合わせたくなります。しかし、以前は観察会に参加して鳥を教わる際に、鳥名の地方の発音も自然に身に付いたのでしょうが、インターネットで情報を得て観察会に参加する人が少なくなった今、発音も地方による傾向は薄れているかもしれませんね。そうすると、まつさんのラジオ放送や鳥の声のCDなどに入っている名前の発音はやはり重要ですね。

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