八方ヶ原自然観察会
週末は、台風と台風の間をすり抜けて日光に行ってきました。
今日は、八方ヶ原にて日光野鳥研究会の自然観察会です。
専属の気象予報士のT中さんによると「風が強くなるかもしれないが、15時までは大丈夫。ひょっとすると晴れ間もある」とのことでした。日光から約1時間半、八方ヶ原の駐車場に到着すると濃霧。10m先も見えません。ところが、会員の方々が顔をそろえた頃になると、霧がだんだん晴れて来て、大入道、剣が峰、釈迦岳の山々が見えてきました。そして、頭の上には青空が広がってきます。さらに、遠くに那須野ヶ原も見えてきて、台風はどこ吹く風という感じになってきました。
それと同時に、シジュウカラやヒガラが飛び交い始めました。遠くで鳴くホシガラスの声を聞いた人もいます。強めの南風に向かって、ヒヨドリの10数羽の群れが鳴きながら渡っていきます。地付きのノスリがときおり上空を旋回するのみ。遠くをチゴハヤブサらしい鳥が飛んでいくのを見た方がいます。
森の中は、キノコがいっぱい。それ以外にも、チョウやクモを見ているうちにお昼となりました。ひょっとしたら雨の中で昼飯と思っていただけに、雲が多いとは言え秋空のもとでのお弁当は何を食べても美味しいです。
日光を引き上げる時になり、なんと特急スペーシアが台風のために運休の情報。駅に行って確認すると、私たちが予約をしていた便まで運行し、それ以降は運休とのこと。まさに、台風の隙間をすり抜けた感じの日光行きでした。
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