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2012年10月23日 (火)

審査雑感-バードカービングコンクール

 日曜日は、上野の東京都美術館で開催されている第12回バードカービング展でのコンクール審査でした。今までほぼ毎年、審査をしてきましたが、今年ほど苦労したことはありません。というのは、上級とさらにマスターというベテランの方が制作した部門の作品ばかりが担当です。そして今年から東京都知事賞、文部科学大臣賞、環境大臣賞も合わせての選定をしなくてはなりませんでした。審査は、日本バードカービング協会会長の内山春雄さん、多摩美術大学教授の秋山孝さん、秋山さんは日本におけるバードカービングの創生期の功労者です。そして、私の3人がチームとなって行いました。審査は、午前10時から始まったものの昼食30分を挟んで終わったのは、午後2時30分、喉も腰も痛くなりました。おかげで昨日は、一日ぼーっとしていました。
 この審査は、公明正大に行うために審査は入場者のいる会場で行われます。審査員の会話はすべて聞くことができるという極めて透明性に富んだ審査方法なのです。たとえば、審査員の弟子の作品を入選させるために誘導すれば、ばれてしまうのです。そのため、そばで出品者の方が耳をそばだてて聞いていることがあり、ぞんざいなことは言えませんし丁寧な審査が要求されます。昼近くになると会場がとても混んできて、審査をしている私たちを押しのけて作品を見ようとする人もいて苦労をします。
 バードカービングの技術の向上は年々めざましいものがありますが、今年はいちだんと素晴らしい作品が多く審査員同士の議論も熱が入ります。内山さんはカービングの制作、秋山さんは芸術性、私が鳥の科学的な部分のチェックです。それぞれ、違った立場と視点の違いが、とても面白くとても勉強になりました。ただ、良い作品には3人とも同じように票を入れいるので議論にならず、ただ「良いね」と感心するばかり。疲れたけれど、とても楽しい審査でした。
 どうぞ、会場で入賞をあらわすリボンと作品の優劣が合っているかお確かめいただければと思います。

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コメント

NHKテレビの夕方のニュースで取り上げられました。下記のURLで見ることができます。おかげさまで「TVで見た」という方が多いですね。
http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20121022/5806461_20121022171156_e2809ce38390e383bce38389e382abe383bce38393e383b3e382b0e2809de381aee4bd9ce59381e5b195.html

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