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2012年11月16日 (金)

葛西で自然観察会-駒込地域文化創造館

 今日は、駒込地域文化創造館の自然観察会の指導で、葛西臨海公園に行きました。総勢20人ほどの会です。ここ3週間続けて金曜日に講義をしてきました。そして、今回は外へ出てバードウォッチングを楽しもうという企画です。去年も葛西行きを企画したのですが雨のため、室内での講義に切り替えたいきさつがあります。そのため、今日の好天は最高でした。
Kasai121116

 まずはまっしろな富士山を拝んで、バードウォッチングの開始です。葛西と言えば、先日は野鳥カメラマンとのトラブルが波紋を呼びました。今日も何かあったらネタを仕入れられると思ったのですが、野鳥カメラマンの姿はほとんどいません。たぶん、珍しい鳥がいないでしょう。
 しかし野鳥は多く、探すまでもなく見つかるので初心者の多い観察会としては、とても楽な行程でした。そういえばチラッとですが、ウソもいました。山の鳥が海辺の公園までいるのですから、そうとうの数が飛来していることになります。
 観察会終了後、残った方たちと面白い体験をいたしました。鳥類園の海辺で沖のスズガモの大群を見ていたら、上空に1羽の猛禽が飛んできました。翼の裏が白く、最初はミサゴかと思いました。しかし、どうも翼の形が違います。幅が広く先が丸みを帯びています。そして、中程に大きな黒い部分があります。コミミズクです。フクロウの仲間ですから、タカのように顔が突き出ていません。コミミズクは、上空を滑空しています。ときどき羽ばたいては上昇気流を見つけて、どんどん高く登って行きます。いちばん近い時は、頭の上までやって来てくれました。
 本日は晴天、雲一つありません。真っ青な空に白い翼のコントラストがとてもきれいです。コミミズクはフクロウの仲間ですから、活動をするのは夕方から、あるいは曇りのときなど。それが、このピーカンの晴れの中を飛ぶのは珍しいことです。
 私が、このような場面に遭遇するのは2回目です。高校時代に東京都板橋区の荒川の河川敷でコミミズクを見つけ、観察を続けたことがあります。4月上旬、春の晴天のなか、数羽のコミミズクがらせんを描きながら上昇して行きました。これ以降、このシーズンはコミミズクに出会うことがなくなりましたので、晴天のなか高みに向かって飛ぶ行動は渡りではないかと推測しました。
 今日のコミミズクの行動、渡って来たところなのでしょうか。それにしても、今年の冬は忙しくなりそうです。

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