ウソ来訪
去年とは、うって変わって冬鳥がにぎやかです。近くの公園には、ここ1週間ウソが滞在しているとの情報。本日の夕方、やっと時間ができたので行ってみました。常連さんに教わったムラサキシキブの前で待っていると、雄のウソがやってきました。
今日は、雄と雌が1羽ずついたそうです。ここ1週間で、数が変わったり胸の赤い亜種アカウソが入ったり、これも赤さに違うものが入ったりで日替わりで変化をしています。総合すると10数羽のウソが、入れ替わり立ち替わり訪れていると推測できました。都内やその周辺の公園でも、ウソの出現の情報が入ってきています。ウソもヤマガラ同様、爆発しているでしょうか。
見ていると、ムラサキシキブの実をむしゃむしゃと食べ続けています。すぐそばを人が通ってもお構いなしです。おかげで、写真も取り放題でした。
過去にこの公園で、ウソが記録されたことはあることはありました。しかし、数は少なく通過という感じで、見られたのは1日だけでした。それに、このように目の前でムラサキシキブの実を食べるのを始めて見ました。こんなにウソが、ムラサキシキブの実が好きだとは知りませんでした。なにしろ園内でウソが見られたのは、ムラサキシキブの木のみで、とにかくムラサキシキブのあるところでしばらく待てばウソに会えるということでした。
普通、ウソなどの小鳥が都内の公園にやってくるのは、日光など山地で降雪があってからです。木枯らしが吹いて第一陣、クリスマス寒波で第二陣と、平地の小鳥が増えて行きます。ところが今年は、木枯らしや寒波の来る前に小鳥がやってきている感じです。ですから、今までウソような小鳥が来る頃には、ムラサキシキブの実はヒヨドリに食べられてなくなっています。それが、早く来たおかげで、ウソとムラサキシキブの実が遭遇できたことになります。この味を覚えてくれて、来シーズンも来てくれればうれしいですね。
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