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2012年12月 7日 (金)

GRADOのヘッドフォーン

  海外ドラマにはまっています。以前、記事にしたように『CSI・マイアミ』のホレイショ・ケインと同じサングラスを入手して悦に入ったりしています。
 この間まで、テレビ東京系で放送していた『コバート・アフェア/CIA諜報員アニー』もよく見ていました。ヒロインの魅力もさることながら、まわりの登場人物が魅力的でした。とくに、盲目でありながら後方支援を行うオギー・アンダーソンが良いですね。めちゃ女性にもてる設定もさることながら、白杖のかわりにレザーでさぐる杖を持っていたり、コンピュータのキーボードには点字で表示される装置が付いていたり、小道具が面白いです。そして、彼がいつも首に提げているヘッドフォーンが気になりました。
 小型で木製、その木の色がとてもシックでかっこう良いのです。何回目かに協力してくれた少年に、このヘッドフォーンをプレゼントするシーンがありました。そのとき「君のほしがっていたリファレンス・ヘッドフォーン」と言っていました。”リファレンス・ヘッドフォーン”でググってみると、アマゾンに載っていたGRADOのヘッドフォーン、RS1(現行機種はこれにiが付いています)がまさに、この機種であることがわかりました。ただし、定価は10万円。こだわりのヘッドフォーンだったのです。
Grado

 今回、幸いにしてネットオークションで安く入手することができました。まず、木製部分があるので重いかと思いましたが、今まで使っていたSONYのMDR-CD900STより20g軽く、頭にしっくりと装着できます。ただ、コードが太いために動きづらい時があります。リファレンスヘッドフォーンは、スタジオでの音源をチェックするための機材です。そのため、音に脚色が無く原音を再現することに機能が置かれているはずです。いくつか自分の録音した音源を聞いてみたところ、録音時に聞こえた鳥の声を同じように再現されます。すでに老耳になっている私の耳をすこしでも機材でカバーできれば、安い買い物です。
 首に提げれば、気分はオギーです。これで、少しはもてるようになればさらに安い買い物をしたことになります。

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コメント

まつ様

 私はそのドラマは見てませんが、GRADOのヘッドホン持ってます。私のは1万円しなかったと記憶してますが、価格以上に音が良いです。
 最初はSTAXのインナータイプのコンデンサ型を買おうかと思ってお店に行ったところGRADOを聴かされて、インナータイプのコンデンサ型より良い印象のため、GRADOを購入しました。
 私のも写真のものと同じ構造で、ケーブルが太く、耳への締め付けも強めなので、1時間も聴いていると痛くなってしまいます。そのうえ、パッドがスポンジ製で数年でボロボロになり1度交換しましたがその後は使わなくなってしまいました。でも、見かけによらず繊細な音も出て、良い製品です。高価なものはかけ心地も良いのでしょうね(ちょっと桁が違いすぎますが・・)

もてぎ様
 1万円の木製GRADOって、ずいぶんお買い得でしたね。
 今まで、いろいろヘッドフォーンを使っていますが、スポンジの劣化はどれでもありますね。ある意味、消耗部品と割り切っています。

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