鳥見納め-芝川第一調整池
やっぱり芝川に行ってきました。この間に比べれば、風もなく暖かい芝川です。しかし、先シーズンの年末年始はフリースを着ていられないほど暖かかったのですから、やはり今年は寒いです。
ハクチョウ類は、数が減っていました。相変わらず、チュウヒの国内型幼鳥が調整池狭しと飛び交っていました。ときどき、もう1羽とバトルを繰り広げるなど、飽きることはありません。前回、いなかったミコアイサの群れが入っていました。ここでは、初めてです。
実は、池の水位がずいぶん下がっているのです。そのため、アオサギやダイサギにとっては、魚が捕りやすいようで増えています。しかし、カイツブリ、オオバン、そしてカモ類などは少なく、とくに潜水して獲物を捕るタイプは減っています。ですから、ミコアイサが定着するかどうか、怪しいところです。
今日はまたいちだんと小鳥が多かったですね。面白いと思ったのは、アカゲラの雌がアシ原にいたことです。はじめはアシにとまって虫を捕っていように見え、ずいぶん珍しい行動だと思いました。よく見ると、太めの草の茎でした。それにしても、細い枝にとまっての食事は、珍しいと思いました。
今年の録り納めは、ベニマシコです。暮れの慌ただしい中、優しげな声がやすらぎとなれば幸いです。PCM-D1で録音、低音の軽減、ボリュームのアップ、ノイズリダクションをかけています。
「Long-tailedRosefinch121231.mp3」をダウンロード
では、皆さま。また来年も、たくさんの野鳥たちと素晴らしい出会いがありますよう、お祈りいたしております。
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