伊豆大島でもウソ
義弟から、伊豆大島でキンメダイ尽くしの料理を食べ露天風呂の温泉に入るというプランに誘われました。もちろん、二つ返事でカミさん共々同行。1泊してきました。
伊豆大島には、高校時代のキャンプ、日本野鳥の会退職後に日本野鳥の会の紹介でバードウォッチングのアドバイスに訪れた程度です。ですから、じっくりとバードウォッチングをするための来訪は、今回が初めてです。
行く前にいろいろ調べたら、伊豆大島の野鳥に関する情報の少なさには驚かされました。バードウォッチャーは、誰も行っていないのではと思うほどです。しかし、行ってみるとメジロとヒヨドリの密度の高さにまず驚かされます。そのため車で道を走っていると、たえず鳥影が過ぎります。小鳥が多ければ猛禽類も多く、ノスリ、ハイタカ、ミサゴ、ハヤブサ、そしてトビを見ました。このほか、出会いの多い印象順に、シロハラ、ウソ、キジ、ジョウビタキ、ルリビタキ、ウグイス、アオジ、カワラヒワ、イソヒヨドリと言ったところ。このほか、仕掛けたタイマー録音にはヤマガラが入っていました。カラス類は、ハシブトガラスが多く1羽だけハシボソガラスを見ました。
今シーズンの秋から冬には、都内各地でウソが見られました。私のフィールドの六義園でも姿を見せてくれて楽しみませてくれました。ここ大島でも、ウソはとても多く感じました。道を過ぎっただけても腰が白いのでわかります。ホテルの庭でも、ときおり声が聞こえて録音もできました。アップした音源は、PCM-D1で録音、ボリュームの調整、低音の軽減、ノイズリダクションをかけています。
「Bullfinch-in-Oosim121220.mp3」をダウンロード
伊豆大島では、ウソがふだんの冬にどれだけいるのかわかりませんが、少なくとも夏はいないはず。海を渡っていくウソのイメージが、思い浮かびませんでした。
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