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2012年12月11日 (火)

小沢昭一さんのこと

 小沢昭一さんがお亡くなりになりました。私は大のファンで、TBSラジオの「小沢昭一の小沢昭一的こころ」は毎日のように聞いていました。TVのない下宿時代は、確か午後6時前後の放送で、5時に職場を飛び出せば聞くことができるタイミングでした。ですから下宿に駆け戻って聞いたものです。その後、そうもいかなくなりこの番組のために小型のラジオを買って南平台の坂を下りながら聞いたものです。
 セミナーのような会にも参加して、物売りや大道芸についての話を聞きにいったこともあります。10数人の会合でしたので、すぐ横でお話をうかがえたのは、とてもラッキーでした。
 鳥的には、ヤマガラのおみくじ引きのことを調べられておりました。今はなき新潮社の雑誌『シンラ』の連載のなかで、最後と言われている豊川稲荷のヤマガラのおみくじ引きについて詳しく報告されていました。おそらく、日光東照宮のほうが最後で、こちらも詳細な記録が残っていることを日光野鳥研究会のE村さんが発見されました。機会があったら小沢さんにもご紹介したいと思っているうちに、お亡くなりになってしまったのは残念です。
 録音的には、放浪芸の音の記録『日本の放浪芸』LP7枚セットが偉業ですね。当時(発売は1971年ですが取材は1960年代)のことですから、オープンリールのデンスケにマイクを持っての録音。どんどん失われて音に追われていくような取材であったと思います。野鳥録音に似たところもあったでしょうし、さらに違ったご苦労もあったでしょう。
 小沢さんが語っていたなかに「遊郭に友だちを連れて行って、それぞれに合った相方をあてがい、一段落してコタツに入り渋茶をするる、これが私にとっていちばん幸せの瞬間です」といった主旨の話がありました。この精神は、私は受け継いでいるつもりです。もちろん女性を紹介するのではありません。仲間を自然のなかに連れて行き、好きな野鳥たちに会わせ皆の喜ぶ顔を見ながら腰を下ろして持ってきたコーヒーを飲む、私にとっても至福のひとときです。
 小沢昭一さんのご冥福をお祈りいたします。合掌のこころだあ。

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コメント

ああいう方はもういらっしゃいませんね。
私もあの番組好きでした・・・。
ご冥福をお祈りします。

 小沢さんの個性と感性を持つ方は、亜流でもいないです。
 希有な存在でしたね。

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