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2013年1月 2日 (水)

六義園で初鳥見-ノスリ

 明けましておめでとうございます。今年もsyrinxブログ編をよろしくお願いいたします。気がついたら、去年のうちにカウンターが30万を越えていました。なお、これはアクセス数で訪問者ではありませんが、うれしい限りです。いずれにしても、平均すると1年間に延べ10万以上の記事が読まれていることになり、去年は1日500を越える日も多くなりました。マイナーな鳥業界、そのなかでもさらにマイナーな野鳥録音ネタが中心にしては、ありがたいことです。このアクセス数は、そのまま皆さまの支援でもあり、とても励みになります。今年も、より面白いネタを発信していきたいと思いますので、引き続きご贔屓いただければ幸いです。
 さて、今日から六義園が開園しています。本日は、初鳥見初調査となりました。K藤さんが、正月にも関わらず同行してくれました。調査開始と同時に、いきなりシジュウカラの群れに囲まれました。これ以降も鳥との出会いは多く、とても忙しい調査となりました。傾向としては、小鳥類が多くなり、とくにキジバトが増えています。
 今日は、家にいるときからハシブトガラスのアラートコールがにぎやかでした。そして、カモ類は池の隅にいます。六義園全体がそこはかとなく緊張感に包まれています。どうやら猛禽類がいる雰囲気です。調査中、いちだんとハシブトガラスのアラートコールが強くなり濁った声になったとたん、森の上を白いタカが飛んでいきました。オオタカかと思ったのですが、ノスリでした。それもかなり白いタイプで、雲一つない正月の青空をバックに飛ぶと透き通ったようにきれいに見えます。正月早々タカに出会えるとは、こいつは春から縁起が良やと言ったところです。
 私が初心者の1960年代、冬の明治神宮探鳥会では必ずノスリ1羽が神宮の森の上を帆翔していました。当時は当たり前に思っていましたが、都会でのノスリとの出会いは珍しいものです。ノスリは、ネズミや小鳥食です。それも、開けた草原で獲物が出てくるのをじっと待って捕らえるという狩りの仕方をするネズミ依存の猛禽類だと思います。ですから、広い田んぼで杭にとまっている姿での出会いが多いことになります。山地で帆翔している姿を見ますが、開墾地やササ原の多いところが多いですね。ですから、オオタカのように森の中の木々の間を小鳥を追いかけて捕るというのは得意ではないでしょう。明治神宮は、北部に広い芝生、隣に木のまばらな代々木公園がありますからネズミを捕ることが可能なのでしょう。
 私が六義園でノスリに会ったのは久しぶりですが、常連のバードウォッチャーの方々はいぜんから見ています。朝からハシブトガラスがうるさかったことを見ても長時間、六義園に滞在していたようです。どうも、六義園がノスリの狩り場として利用されているようなのです。六義園にも芝生がありますが、ノスリにとって広いとは思えません。それに、ネズミの穴が空いているのは見たことがありません。いるとは思いますが、ノスリがハシブトガラスの攻撃をかいくぐってまで、狩りをする環境とは思えないのです。いったい都会でのノスリ、獲物は何なのでしょうか。

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