商品化が具体的になったForest Notes
今日の午後は、丸の内にあるJVCケンウッドのショールームへ。以前、記事にした木製のスピーカーForest Notesの商品化が具体的になったための発表会です。ご招待いただきましたので、初回のプレゼンテーションにおじゃまいたしました。
Forest Notesは、震動させて音を出すコーンのないスピーカーです。四角い木枠だけ、この木枠そのものが震動して音を出します。そのため、爆音系の音楽を聴くのは適しません。森の音を聞くために形から材質などが調整されている自然音専用のスピーカーなのです。また、Bluetoothで音声データを送るのでコードもありません。そのため、どこに置いても違和感のないデザインです。さらに、インターネットで森の音を配信するパッケージも用意されています。スピーカーを売るだけでなく音声も同時に提供することで、ひとつのプロジェクトになっています。いわば、自然の音のインテリアです。
去年の9月に日本鳥学会の休憩室で見たものより、木枠が多少厚くなっていました。鳥の声や自然の音を忠実に再現するための試行錯誤の結果だそうです。材質はクリ材を選定し、釘などをいっさい使わないというこだわりで、組み立てられています。
会場を見る限り、丸の内らしい関係者が多くアウトドアぽい業界関係者は私くらいでした。そのため、制作にあたったオークビレッジの社長さんとも話が合って、楽しいひとときを過ごすことができました。
ちなみに発売は3月中旬。大きなYG-FA30HVが30万円、小型のYG-FA2HVが6万円。配信プランは、高音質(320kbs)が月980円、標準(128kbs)が月490円となります。
いずれにしても、自然音を楽しむひとつの可能性を感じるプレゼンテーションでした。
会場は、満員。盛況でした。
どこから、どうして音が出るのか、誰でも気になります。
メーカーのプレスリリース資料のURL。
http://www.jvckenwood.co.jp/press/2013/02/press_130228_01.html
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