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2013年2月 9日 (土)

シメのさえずり-六義園

 今日の六義園は、北風が強くあまり良いコンディションではありませんでした。しかし、待ちに待ったシジュウカラの初囀りを記録しました。まだ、短くて心許ないさえずりでしたが、遅い記録を更新することはなくほっといたしました。
 そして、シメのさえずりと思われる声を録音することができました。1羽が1羽を追いかけて、そのあと枝にとまって鳴き続けていたもので、数mの距離で録音できました。PCM-D50で録音、ボリュームはそのまま、低音ノイズの軽減、軽くノイズリダクションをかけています。



 『野鳥大鑑』の執筆のとき、蒲谷鶴彦先生と悩んだのは、このシメのさえずりです。シメのさえずりは、地鳴きとの区別がつきにくいのです。地鳴きは「チッ」あるいは「ピッチ」という短い声、1声です。これを連続して鳴き続けてたらさえずりで良いかと悩んだのです。ですから、『野鳥大鑑』に収録されている蒲谷先生の音源は、「チッ」の連続で、ときどき同じ音質で「チー」と伸ばす声を交えています。
 今日のシメの声は、「チッ」以外の声はないのですが、気がついてから3分以上、録音は2分45秒あります。その間、鳴き続けていたので、さえずりでよろしいかと思います。
 また、蒲谷先生は北海道で、シメがイカルのようにはっきりした節のある声で鳴いたのを聞いたというのです。その後、このことが気になっていろいろ調べて見たのですが、今だシメのイカルのような声の記録を見つけられないでいます。近い仲間のカワラヒワは、ラブソングとテリトリーソングが違うと思っています。シメにもそんな違いあるのか、あるいは地域による違いなのか、気になっています。
 これから、シメのさえずりが聞かれることが多いと思います。シメのさえずりに気をつけていただければ幸いです。

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コメント

松さま
2011年の2月24日にシメが変わった鳴き方をしていたのでデジスコの動画モードで急いで撮影しブログに記事にしました。
ウィンド・ノイズがひどいですが、一応声を聞き取れると思います。
このときの鳴きかたは、イカルというよりホオジロ科を連想させるものでした。

今年はシメが非常に多いと思います。
近くの河川敷公園では地面に無数にいました。さえずり的な声を聞くには絶好の年かもしれません。

これは同じ音質ですが、聞いたことのない声ですね。意外とこのシーズンにいろいろな鳴き方をしているので面白いです。今年はシメが多いのでいろいろ発見がありそう。

松田様
シメの囀りですが、2000年5月23日に5分30秒位にわたり、囀り?ぐぜりに似た声を録音しています。確かにイカルに似た声が、ピチッピチッと共に聞こえてきます。この時は、シメが30羽程の群れで松林で鳴いていて、がやがや賑やかなので録音を録ったのです。オオムシクイの渡りの時期でもあり、オオムシクイの鳴き声も録音されています。必要であればCDにしてお送りしましょうか。但し私は、松田様の住所が分かりませんが教えて頂ければ送ります。

通りすがり様
 プロフィールにある私のアドレスに、通りすがり様のアドレスをお送りいただければ、こちらから住所をおしらせいたします。また、いただけるメールに音源を添付していただいてもかまいません。そのほうが、簡単でお金もかからないのでよろしいかと思います。
 いずれにしてもお手数をおかけして申しわけございません。

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