強風のなかでの録音-銚子
週末は銚子でした。
去年同様、兵庫県でお世話になったヒクイナのW辺さんがお出でになるということでの銚子行きです。今回、土曜日は日本野鳥の会奥多摩支部のF沢さんら、日曜日は目の不自由なMさんもお出でになるということで、それぞれの方々といっしょに行動いたしました。ただ、寒いのと昨日の風は半端でなく、コンディションは良いとは言えず苦労しました。せっかく録音に来たMさんとは車の中でお話をしただけで、ちょっと残念でした。
銚子は、イワシの不漁と放射能で汚染された福島県沖で漁ができないため漁獲高は少ないとのこと。それに比例して、カモメ類も去年に比べると少なめでした。それでも、総計すれば万単位となり、たえず鳥が見える風景は健在です。青空をバックに白いカモメたちが飛んでいく様は、銚子ならではの風物詩です。さらに、この群れの中から珍しいカモメを探し出すのも銚子の醍醐味となります。これには眼力、識別力、知識がものを言いますが、この競争には生半可な姿勢ではついては行けません。私は教えてもらうばかりで、おかげさまでオビハシカモメ(旧称:クロワカモメ)が初見となりました。
このほか、犬吠埼の灯台ではハギマシコの群れを見て、外川漁港からは洋上発電の風車を見ました。思った以上に陸に近く、大きな構造物なのですね。これが、海鳥たちに影響がないとは思えません。
録音的には、風が強いために思うような音は録れませんでした。しかし、それでもなかなか録れないセグロカモメをゲット。魚の作業場で鳴いています。そのため、声が反響して不思議な感じの音となりました。PCM-D1で録音、ボリュームは下げ、低音ノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。
「tyousi130224.mp3」をダウンロード
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