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2013年2月18日 (月)

スノーシューでバードウォッチング-奥日光情報

 昨日は、日光野鳥研究会の自然観察会でした。この季節、定番となった奥日光でのスノーシューです。コースは、湯滝から泉門池の間を周遊しました。この観察会は、ここ10年の間に8回ほど行っています。ほぼ毎年、同じ時期に同じコースを歩いています。そのため、年による違いが解るコースです。
 今年はマイナス8度、午前中は風が強く奥日光の寒さをたっぷりと味わえました。この寒さは、例年とかわりありません。今年は、一昨日に降った雪が数10cm積もっているので、ふかふかです。バウダースノーを舞い上げて歩きました。
Snowshoe130217_3

 鳥の方は、例年と同じくらい。とくに、今回は森の奥でキレンジャクの10数羽の群れに会いました。わずかに残りドライフルーツになったズミの実をさかんについばみ、ときどき雪の上に舞い下りては雪を食べていました。それも、群れがだんだん近づいてきてくれるのですから、一同は氷ついたように動けませんでした。
 泉門池には、珍しくヨシガモのきれいな雄とヒドリガモの雌がいました。ヒドリガモのイメージは内湾ですから、こんな真冬の標高の高い湖沼での出会いは、珍しいと思います。今では、マガモとコガモがこの池の冬の主ですが、カモの種類が少しずつ変わってきているようです。
 帰り道では、これまた定番のキバシリの姿とさえずりが聞かれ、キツツキのドラミングが森に響き渡っていました。湯川の名物のアオシギは、このところ出会いが少なくなっています。とくに今年は、湯川の水の量が多く、アオシギが食べ物を探す瀞や干潟状のところがありません。以前、アオシギが居たところを探すと水没しているのですから、生息条件が悪くなり出会えないということでしょう。
 中禅寺湖の菖蒲が浜は、オオワシやオジロワシのポイントですが、この出会いも減りました。ここを通る度に覗いて行きますが、今シーズンは見ていません。以前のように、オオワシとオジロワシが並んで木にとまっているというシーンは、過去の栄光となりました。
 今年の傾向で面白いのは、中禅寺湖でもオオバンが増えたことです。オオバンの生息地のイメージは東京湾沿岸の湿地、あるいは手賀沼や印旛沼など平地の湖沼の鳥です。ですから、湯湖の見たときは驚いたものです。この時は、迷って来たものと思っていました。それが、奥日光に定着し中禅寺湖でも多くなりました。
 そのため「オオバンが多いね」「こりゃ、おおばん振る舞いだ」と、観察会のオチがつきました。 

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