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2013年3月31日 (日)

チョウゲンボウはコロニー性だった-山形

 そういえばチョウゲンボウは、コロニー性の鳥でした。かつては長野県中野市の十三崖が天然記念物に指定されていて有名でした。多い時は、40番が巣を作っていたとのこと。私が関わったNHK・BSの番組『野鳥百景』の取材時でも健在でしたし、今でも数番は繁殖しているそうです。
 チョウゲンボウは、東京周辺ではどちらかというと増えた印象のある鳥です。河川敷のバードウォッチングでは、必ず出会います。また、近郊の河川にかかる橋梁でも巣作りをしているのを見たことがあります。ただいずれも単独繁殖で、コロニーで繁殖しているのを私は見たことはありませんでした。
 今回の山形行きで、Y川さんが「チョウゲンボウが集団で繁殖している神社がある、今はちょうど交尾の頃で良く鳴いているから行ってみよう」とのこと。さっそく、ご案内いただきました。
 神社の境内は、数十m四方、さほど広くありません。狭いながらケヤキの巨木が数本あって、荘厳な雰囲気のある神社です。この木の洞で、チョウゲンボウが巣を作っています。面白いのは、同じ境内にムクドリも巣を作っていて、こちらも出入りが盛んでとてもにぎやかです。さらに面白いのは、地続きの民家の樹木では5月なればチゴハヤブサが巣作りをします。また、この境内でアオバズクも巣をかけるとか。繁殖のタイミングをずらし、昼と夜で棲み分けをして、猛禽類の天国になっている不思議な空間です。これらの鳥を引き寄せる不思議なパワーが、この神社にはあるのではないかと思ってしまいます。
 ところで、今年はチョウゲンボウは2番が巣を作っていました。そのため、4羽がさかんに飛び交っています。私たちのほかに野鳥カメラマンが1人いましたが、お構いなしに頭の上の枝にとまって交尾をしてくれました。
 かなり強風のなかでPCM-D1で録音しています。そのため、低音ノイズを大幅にカットし、声と声の間も詰めています。ノイズリダクションを軽くかけています。



 ここでは、多い時で4番のチョウゲンボウが巣を作ったことがあったそうです。現在の十三崖に匹敵するコロニーだったことになります。
 2番とは言え、複数のチョウゲンボウがいっしょに繁殖をしているのを見たのは初めてです。さらに、樹洞で巣作りを見たのも初めてでした。

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