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2013年3月17日 (日)

豊島ふくろう・みみずく資料館

 昨日は、お彼岸のお墓参りに行ってきました。お寺は、雑司ヶ谷にあるために帰りは池袋まで歩きました。この道を歩いて、いつも気になっていたことがあります。それは、南池袋小学校の校門にある『豊島ふくろう・みみずく資料館』の案内板です。ただし、開館日は土日だけ。いつもは、お墓参りは立教大学の帰りかすいている平日に行っていたので、この看板を横目で見ては通り過ぎていました。昨日は土曜日、やっと入ることができました。
 小学校1階の一部屋が展示室になっています。正直、えっというくらい狭いです。そこにフクロウ類に関する民芸品を中心に、ぎっしりと展示されています。その中には、日本野鳥の会のシマフクロウの保護を訴えるポスターも飾ってあるには驚きました。また、館長さんが親切に解説してくれます。とても楽しそうに話されるので、かなりフクロウ好きとお見受けいたしました。
 展示のなかに、歌川広重の『江戸高名会亭尽(えどこうめいかいてい づくし)』シリーズの「雑司ヶ谷の図」がありました。このシリーズは、今でいえば食べログ、あるいは江戸版ミシュランガイドと行ったところ。当時、評判の高い料理屋を紹介しています。「雑司ヶ谷の図」では、茗荷亭が描かれています。そして、店の前を歩いている子供が、薄木菟(すすきみみみずく)を持っていいるのです。絵のいちばん左を歩いている子供が担ぐように持っています。
Myogaya130316_2

 
 薄木菟は、江戸時代に考案された江戸の郷土玩具です。ススキの穂を束ねて頭は丸く結び、膨らませて翼の部分を作ります。なんとも愛嬌のある人形です。耳は経木、目は黍がら、嘴は竹製。由来は、文化年間(1800年)頃、久米という貧しい娘が蝶の姿をした鬼子母神が夢の中でススキでミミズクを作るようにお告げがあったことから。そのため、鬼子母神の縁日、1月8日に売り出され災難よけのお守りとして親しまれていました。一時は、すたれていましたが戦後に復活。現在でも境内の売店で縁日とは関係なく販売されいます。その薄木菟が、浮世絵に描かれているとは私も知りませんでした。館長さんが、見つけたとのこと。こういうのを発見したときの喜びは、なんとも言えません。気持ちがわかります。
 資料館のおみやげとして、オリジナルの白磁下絵陶製のフクロウがあると看板にありました。これは、10cmくらいの大きさの瀬戸物でオオコノハズク、コキンメフクロウ、フクロウ、シマフクロウの4種類です。定価500円でしたので、すべて買おうと思ったら、シマフクロウが残り4個あるだけとのこと。納品されててもすぐに売り切れてしまうそうです。とりあえずシマフクロウ2体をいただきました。
Blakistonsfishowl130316

 外へ出て改めて南池袋小学校の校章を見ると、薄木菟でした。

Susukimimizuku130316

 また、立派なレリーフが、校舎にはめ込まれていました。

Owlrelief130316

 いずれにしても、フクロウ好きにはたまらない資料館でしょう。土日に池袋に行く、機会がありましたら、立ち寄られたらと思います。なお、「豊島ふくろう・みみずく資料館」のURLは、下記です。展示のいったんを知ることができます。
 http://www.toshima.ne.jp/~zukuspot/
 次回、行くときはおみやげのフクロウの置物を全部、買えたらと思います。

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