« 『朝の小鳥』スタジオ収録-放送エリア拡大 | トップページ | デジスコ通信に投稿-識別は難しいほど面白い »

2013年3月14日 (木)

シメのさえずりか?-明治神宮

 昨日、文化放送のスタジオの後に明治神宮に仕掛けた録音機を回収に行ってきました。昨日は朝から風が強かったので、どうせ良い音は録れないとあきらめていましたが、こんな声が入っていました。

「HawfinchS110313.mp3」をダウンロード

 これは、午前5時40分頃です。ハシブトガラスたちのねぐら立ちが一段落し、いろいろな小鳥たちが鳴き始めたなかの一つです。YAMAHA W24で録音、ボリュームのアップ、低音ノイズの軽減、ノイスリダクションをかけています。
 聞く限りシメだと思います。声紋も4,500Hzから9,000Hzに渡る高い音で一致します。しかし、シメがこんなに細かく鳴くのはじめて聞きました。はじめのほうは1秒間10回鳴いています。それが、12秒続いています。いつもは、のんびりと一声ずつ鳴いている印象のあるシメですから、はじめ何の鳥かわかりませんでした。なお、ここでは30秒分しかアップできないので割愛していますが、この後も1分間ほど、シメらしい声で1声ずつ鳴いています。
 これもシメのさえずりなのでしょうか。以前、「シメのさえずり-六義園」でアップしたさえずりと思われる声は、1秒間に5,6声の頻度で2分以上続けていました。それに比べても趣の異なる鳴き方です。
 シメは地味な鳥な上に研究されている人も少なく、とらえどころがない鳥ですね。声についても謎の多い鳥といえるでしょう。

« 『朝の小鳥』スタジオ収録-放送エリア拡大 | トップページ | デジスコ通信に投稿-識別は難しいほど面白い »

観察記録」カテゴリの記事

コメント

私も初めて聞かせて頂いたシメのさえずりです。 実は、3/22 9時頃のこと。
シリリシリリとかフィリリフィリリの声を聞き、カヤクグリかなとも思ったのですが、シメ?かなとも思いました。これだけでもう鳴きませんでした。 断定するすべも持ち合わせていませんが。
 鳥の声をカタカナ書きで表記するのは至難の業。 うまく書けません。
まだしばらくは聞ける可能性がありますので、注意していきたいと思います。 場所は、逗子市久木名越え緑地の谷戸田+里山です。
 有難うございました。

カンムリウミスズメ様
 カヤクグリだと、藪の中。下の方から聞こえて来ると思います。シメは、木の上のほうが多いですね。
 本当にカタカナ書きでは、鳥の声を表現することはできません。携帯でもデジカメでも録音機能があるので、とりあえず録音しておくとよろしいかとおもいます。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: シメのさえずりか?-明治神宮:

« 『朝の小鳥』スタジオ収録-放送エリア拡大 | トップページ | デジスコ通信に投稿-識別は難しいほど面白い »