明治神宮での録音-ウソ
私がバードウォッチングの初心者の頃、板橋区の奥のほうに住んでいました。そのため、始発のバスに乗っても集合時間に間に合うのは明治神宮探鳥会くらいでした。今思えば、生意気な高校生にずいぶん親切に教えてくれたものです。
その明治神宮に久しぶりに行きました。都会の緑地でどこまで録音できるのかの検証です。昔に比べれば樹木が高くなっている感じです。参道の左右にあるクスやスダジイの枝がつながり完全な木のトンネルになっています。その反面、森の奥まで視界が効くようになったと思います。日あたりが悪いので、ずいぶんアオキなどの低い木が減ったように思えます。
鳥は、ヤマガラが以前より多くなったと思いました。シジュウカラと同じくらいの出会いです。また、ヒガラもいて、ソウシチョウがいたのには驚きました。また、北池のオシドリは健在ですが、南池にはカモは1羽おらず寂しい限りです。ここで、はじめてオナガガモを見た思い出があります。当時は珍しかったのですが、また少なくなってしまったことになります。
録音は、ウソです。2,3羽が鳴きながら森の中を移動して行きました。PCM-D1で録音しています。木の高いところにいることと声が大きくありません。そのため、オリジナルの音源は、ほとんど波形が出ていません。ですから、かなりボリュームをアップしています。その分、低音域のノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。ここまで、できれば、記録として都会の公園でも録音が可能なことが解っていただけると思います。
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