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2013年3月20日 (水)

ハシビロガモの雌の声-六義園

 六義園は、名物のシダレザクラが満開となりました。そのため、昼頃には入園のために長蛇の列ができていました。また、22日からライトアップの予定でしたが、今日から前倒しで開始です。先日、これからはじまる喧噪の前に六義園を歩いてみました。
 池は、キンクロハジロがいちだんと増えた上に、さかんにディスプレイを行っていました。あぶれた雄の最後のひとがんばりという感じです。親子が与える餌を求めてやって来たキンクロハジロの一団のなかに、ハシビロガモの雌が1羽入っていました。ハシビロガモは、水中の植物プランクトンを嘴で濾して食べるために、人の与える餌に寄ってくることはあまりありません。珍しいと思ってみていたら、さかんにキンクロハジロを追い払うために良く鳴いてくれました。これが、ハシビロガモの雌の声です。たぶん本邦初公開ではないでしょうか。PCM-D1で録音、鳴いているところだけピックアップし、低音ノイズを軽減、軽くノイズリダクションをかけています。



 オナガガモの「ガ、ガ、ガ」、カルガモやマガモの「ガア、ガア」、コガモの「ウィップ」とも異なる丸みのある「ガア」です。カモ類の雌の声はかなり違いがあり、声からも区別できると思います。ただ、カタカナで書けば皆同じ、どう表現したらよいのかいつも悩みます。そのため、探鳥会で「今、鳴いたのは○○ガモの雌」と教えても皆さん、無関心なのは残念です。
 先秋の日本鳥学会でカモ類の雌には鳴管がないということを知りました。この「ガア」という声は、いったいどこをどう鳴らしているのでしょうか。

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