タブが付いたキンクロハジロ-六義園
ツバメは来たか、オオルリはまだかいなといったところの六義園です。2日、間を空けたら緑がいちだんと濃くなっていました。一周りすると、六義園では今年初めてのヤマガラのさえずりを聞きました。これに加え、シロハラとシメのさえずり、アオジのぐぜり、そしてキクイタダキに会いました。鳥たちの動きが、慌ただしくなってきました。
200羽はいたキンクロハジロは渡り去り、30羽ほどになっていました。日替わりにで数が変化して行きます。通過していく群れだけに、餌付いてはいません。しかし、数羽が近くにやって来ました。このうちの雄の1羽が少し変です。よく見ると、下嘴に缶のタブが引っかかっています。ときどき、首を振って払いのけるような仕草をしていますので、タブが邪魔なのは間違いありません。タブは嘴の根本まで深く、入っていますのでそう簡単には取れそうもありません。

昔は、プルタブ式で缶から分離したタブがよく捨てられていました。それだけに、被害に遭う野生生物もいたのではないかと思います。最近は、タブが外れないステイオンタブ式になりましたので、タブだけが捨てられることは無くなりました。ところが、このキンクロハジロの嘴に付いているタブは、最近の物の形状をしています。いったい、どんな経緯で嘴にはまってしまったのかわかりませんが、なんとも可愛そうなことです。
近くにやって来ると言うことは、お腹が空いているのでしょう。食べ物を採りづらいのかもしれません。活発に泳いでいましたので、捕まえることは無理です。すぐ近くにいながら、助けることができないのがもどかしいですね。
人の何気ない行為が、野生動物の命を脅かしてしまうことの一例として報告しておきます。
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