雪の中のオオルリ-日光植物園
週末は日光でした。日光野鳥研究会の日光植物園の自然観察会です。しかし、土曜日の夕方に着いたときは小雨、それが雪となり、日曜日に朝起きると一面の雪景色となりました。植物園の駐車場、集合時間の午前10時となってもみぞれがやみません。それでも、参加者は10人を超えていましたので、雨がやむのを待つことにしました。雨雲のレーダーを見ると群馬県で雨雲が切れていますので、あと小1時間待てばやむだろうと駐車場で待機です。幸いにして30分ほどで、なんとか歩ける程度の小雨となりました。それにしても寒い日です。
この自然観察会は、オオルリを出迎えるというのが目的です。雪のなか、果たして出会えるのか不安になります。歩き始めると、カワガラス、キセキレイ、ミソサザイと常連の鳥たちが声や姿を見せてくれます。しばらくして雨が上がると、ハシブトガラスが鳴きシジュウカラがさえずりはじめました。鳥たちも雨がやむのを待っていたようです。そして、オオルリの登場です。結果、2羽のオオルリに出会えることができました。このほか、夏鳥はサンショウクイ、コサメビタキ、クロツグミなど、冬鳥はアトリ、シメ、シロハラ、ジョウビタキなど。夏鳥と冬鳥を同時に見ることができるこの季節ならではの日光のバードウォッチングです。それにしても、雪バックのオオルリというのは、そう簡単に体験できるとは思えないバードウォッチングでした。
ミズバショウの白い花のように見えるうちの半分くらいは、雪です。
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