ホウロクシギ-谷津干潟
本日は、足立自然にふれあう会の探鳥会で谷津干潟へ。
実は昨夕、谷津干潟に行き、2ヶ所に録音機を仕掛けて置きました。去年4月29日に仕掛けたところ、とても素晴らしい音が録れました。夜の干潟がこんなにもにぎやかで命に満ちあふれているとは、思いもよりませんでした。
2匹目のドジョウを狙って仕掛けに行ったのですが、夕方から吹き始めた風が一晩中、吹き止みませんでした。とてもではありませんが、聞くに堪えない録音となりました。そういつもうまく行くとはかぎりません。安直な録音方法ですから、あきらめもつきます。
また、シギやチドリの声も少なく、まだ少し早かったようです。今シーズン、機会があればもう一度試してみたいと思います。
ところで、今日の探鳥会では、久しぶりにホウロクシギに出会いました。かつての谷津干潟には、ダイシャクシギとホウロクシギがいたのですが、いつの頃からかダイシャクシギだけとなりました。手元の記録では、そのダイシャクシギの声を録ったのは2000年9月で、まだDATの時代です。それ以前からホウロクシギがいなくなっていますので、少なくとも15年、ひょっとすると20年ぶりかもしれません。
それにしても大きなシギは、広い干潟でも存在感がありましたね。堂々とした風格には、圧倒されます。例によって若い人は焙烙を知らないという話をしたところ、本当に知らず話が盛り上がりました。ただただ焙烙を知っている人たちが耄碌しないことを祈ります。
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