久しぶりのバイノーラル録音-コノハズク
先週末は日光でした。日光野鳥研究会の矢板市にある県民の森にて自然観察会です。この前夜は、先日のダム湖にコノハズクを録りに行きました。前回、あまりにも素晴らしい雰囲気のなかコノハズクの声が響き渡っていたので、なんとかこれを捕らえようという試みです。そのため、久しぶりにウィッグと自作のバイノーラル録音のセットを持って行きました。
ご案内いただたA部さんによると、前の晩はこちらの山とあちらの山でコノハズクが鳴き合っていたそうです。ですから、ここにセットすればステレオ感ある音が録れるはずというところで準備をしました。
毎度、鳴き出すのを待つときのわくわく感は楽しいですね。この季節のゴールデンタイムは午後7時20分。曇っているのでかなり暗い日没です。まずは、ヨタカが鳴き始め、ほぼ同時にコノハズクも本格的に鳴き始めました。
闇夜に包まれゆく森の湖に響き渡る声です。マイクはPrimo EM4201、録音機はYAMAHA W24で録音。遠くで鳴いている感じを損なわないよう少しボリュームをアップ、低音ノイズの軽減をしています。ノイズリダクションはわずかです。できたら、イヤーフォンやヘッドフォーンで聞いていただきますと、よりステレオ感を味あうことができると思います。
「oriental_scopsowl130525.mp3」をダウンロード
しかし、ウィッグを湖に落としたら大問題になると思い、神経を使いました。
« 謎の声-鳥取県八頭 | トップページ | センダイムシクイの遅い渡り-六義園 »
「観察記録」カテゴリの記事
- アオサギの威嚇の声-六義園(2023.01.29)
- ミソサザイのさえずりか?ー六義園(2023.01.21)
- ウグイスの真似をするガビチョウ-日光(2023.01.14)
- オオカワラヒワの地鳴き-日光(2023.01.13)
- シジュウカラの初さえずり-六義園(2023.01.08)
コメント